アルピーヌ初のEV A290が6月13日ルマンで発表
ということで、出ると言われていたアルピーヌ初のEV A290が6月13日のルマンで発表されるそうです。
ついに正式発表ですか。以前ベータ版で発表されていたのがコレ。
ステアリングがセンターに付いていたので、さすがにこれはないんじゃないかと思っていましたが、最近北欧でのテスト車両がスクープされたのがコレ。
さすがにセンターにステアリングはなく、ルノー5と同じような仕様になっているようです。ルノー5のサイズは全長3.92×全幅1.77×全高1.50mですが、幅は1.82mとワイド化されているようです。それだけ太目なタイヤを履いているんですかね。タイヤはミシュランが専用タイヤを3種類用意しているとのことで、スポーツ用、EV用、スタッドレス、から選べるそうです。
パワーは詳細まだ発表はないようですが、273馬力を発生するらしいです。2モーターになるのではとの噂もありましたが、1モーターのままのようです。
専用のドライブモードボタン、バッテリーの充電速度を調整するためのRCHノブ、特別なRCHノブを備え、 OVボタン (オーバーテイク用) は、短時間のパワーブーストを実現するなど、ルノー5とは違ったアルピーヌらしいスポーティなドライビングを可能にしているようです。
さらに、車体下部にバッテリーを配置することで重心を下げ、リアアクスルには独立マルチリンクサスペンションを採用するなどハンドリングの向上を図っているそうです。また、油圧式バンプストップを追加して乗り心地とドライビング性能の両立を目指しているそうです。パワーだけではなく、アルピーヌらしいハンドリングマシンは期待大ですね。
アルピーヌには初のEVとなり、この後SUVなど3台のEVを出すそうです。ルノーはEV用にアンペアという専用会社もつくるなどEVに熱心ですが、EVだけで大丈夫なんですかね。ステランティスはEVブランドとして復活させたランチア・イプシロンもEVだけではなくハイブリッドを用意しましたし、7月に出る新フィアット・パンダはEVとハイブリッド、さらにはICEに対応するプラットフォームで出る予定で、FIAT500eにもハイブリッドを載せる話が出ています。
アルピーヌはそもそも台数を狙うブランドではないですし、EVだけでもなんとかなりそうな気もしますが、今後はどういった戦略を立てているのか気になりますね。
ということで、6月13日のルマンで発表されるアルピーヌA290いかがでしょうかぁ。
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