府中市郷土の森博物館地粉東京うどんが旨い

ということで、先日府中市郷土の森博物館の公園へロウバイを観に行きましたが、公園内の古民家を使った店の前に地粉うどんの旗が出ており、昼にはちょっと早かったですが、地粉うどんでも食ってみようと入ってみることに。

この店は甲州街道府中宿にあった旧田中家住宅を移設復元したもので、明治天皇の兎狩りの際には休憩所や宿泊所として使われた名家です。明治ではこの辺りで野兎が獲れたんですね。

明治天皇の御座所。

店内はこんな感じ。

注文した地粉うどんがコレ。

これは旨そうですねぇ。府中で地粉とはどこで採れるのか聞いたところ、府中ではなく武蔵野大地繋がりということで、埼玉県産の地粉を利用しているとのことです。

東京周辺ではうどんかそばかというと、好き嫌いはあると思いますがそばを食べることが多いと思います。私もどちらかと言われればそば派でしょうか。なのであまりうどんを食べる機会はなく、例えば富士吉田方面へ行ったら吉田うどん、埼玉方面へ行ったら武蔵野うどんと、どちらも顎を崩壊させるような強力なコシのあるうどんは好きですが、一般的な讃岐うどん系を食べることはあまりありません。

この地粉東京うどんは初めての食感で、表面は非常に滑らかで瑞々しく優しいチュルチュル感で喉越しがいいです。さらにそんな優しい食感は、噛むと弾力のあるモッチリ感がありながらも、しっかりしたコシのある噛み応えなうどんでした。これはなかなか旨いですね。