東京オートサロン2024 トヨタとマツダのエンジン発言にビックリ! | Italiaspeedのロックな毎日

東京オートサロン2024 トヨタとマツダのエンジン発言にビックリ!

ということで、今日から東京オートサロン2024が始まりましたね。

 

オートサロンは様々なチューニングカーやカスタマイズカーなどが並び、モーターショー以上に人気のイベントになりました。大人気なのでチューナーなどだけではなく、今ではメーカーも非常に力を入れるイベントになっています。

 

そんなオートサロンでは、出品されたクルマが話題になりますが、今年1番の話題はクルマではなくトヨタの豊田章男会長とマツダの毛籠勝弘社長になるかもしれません。

 

まずは豊田章男会長です。豊田章男会長はクルマ好きレース好きで知られており、モリゾウの名前でレースにも参戦しています。そんなモリゾウさん直々にオープニングプレスカンファレンスに登場しました。

 

プレスカンファレンスの動画はこちら。始めの30分ぐらいは動画が流れないので飛ばしてください。

 

 

 

発表内容についてモリゾウさんは以下のように言っています。

 

「今こそ、対立や分断、争いや誹謗中傷をやめ、お互いに助け合い、笑顔でありがとうと。そんな大人の姿を見せるときだとモリゾウは思っております。東京オートサロンは、クルマ好きが、クルマを囲んで、笑顔に包まれるお祭りです。ここで生まれた笑顔は、自動車産業の元気に繋がってまいります。その元気を日本全体の元気に繋げていきたい。本日はそんな思いで新年のご挨拶をさせていただければと思っております。」

 

「モリゾウは、トヨタにあるお願いをいたしました。カーボンニュートラルに向けた現実的な手段として、エンジンにはまだまだ役割がある。だから、エンジン技術にもっと磨きをかけようと。」

 

「そして、そういうプロジェクトを立ち上げよう。佐藤恒治社長以下、経営メンバーたちもその提案に共感してくれて、新たにエンジン開発を進めていくプロジェクトがトヨタのなかで動き出しました。この時代にエンジン? 逆行しているように聞こえるかもしれませんが、決してそんなことはありません。未来に向けて必要なのです。エンジンを作ってきたみなさん、エンジンを作り続けましょう。」

 

「今はハイブリッドだ、そう言う人もいます。プラグインもあります。水素もあります。動力は何でもいいんです。真実はいつもひとつ、敵は炭素ということだけです。その上で、とにかくクルマが好きというみなさんに私は伝えたい。未来は、みんなで作るもの。私はクルマ好きのみなさんと、一緒に未来を作っていきたい。みなさん、一緒に未来を作ってまいりましょう。」

 

と言っています。これ凄くないですか。メッセージは正月のトヨタの新聞30段見開き広告と同じで、さらに新たなエンジン開発へ踏み込んだ発言となりました。水素エンジンもやってますし、Eフューエル対応エンジンもやるでしょう。

 

オートサロンというクルマ好きが集まる場で、エンジンは止めませんし新しいエンジン開発やります!と宣言するとはトヨタも話題作りが上手いですね。これはクルマ好きもエンジンをつくるステークホルダーもみんなを勇気づけるに違いないでしょう。

 

EV化に遅ればせながら舵を切ったと思われたトヨタが、全方位でさらに新たなエンジン開発することに期待しかありません。今後どんなエンジンがどんなクルマに載るのか、これは目が離せませんね。

 

目が離せないと言えば、なんとマツダの毛籠勝弘社長が、ロータリーエンジン開発チームを設けると爆弾発言しました。

 

動画はこちら。

 

 

 

これも凄いですね。マツダと言えば、みんなが望んでいるのがロータリーエンジンです。MX-30に発電用としてロータリーエンジンが復活しましたが、あくまでも発電用であり、直接駆動に使われるものではありません。当然ロータリーエンジンで走るクルマをみんな望んでおり、去年のジャパンモビリティショーで出品したアイコニックSPが非常に好評で、それならば本格的にロータリー復活させよう、ということになったようです。

 

いやー、これもビックリですね。ということは、アイコニックSPのようなロータリーエンジン搭載の新型RX-7が出る可能性が高くなった、ということでしょう。これも期待しかないですね。ロータリーは水素やEフューエル対応など、通常のエンジンに比べるとやりやすいようなので、水素なロータリーエンジンを積んだRX-7が出るかもしれません。

 

ということで、トヨタとマツダがエンジン開発宣言をしたことで、EV一辺倒な世界へ一石を投じることになり、脱炭素をエンジンでもできることを証明すれば、中国のEV生産を全個体電池とともにひっくり返す可能性もあるかもしれません。

 

日本の自動車産業は中国に遅れをとりオワコンだという人もいますが、さて、このトヨタとマツダの動きでそうでもないよ、日本は脱炭素の先頭走るよ、と宣言したことで状況は変わるかもしれませんね。ほんとに期待しかありません。

 

みなさんは、このトヨタとマツダのエンジン回帰宣言どう思いますかぁ?

 

 

 

 

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