部品メーカーTHKからLSR-05EVプロトタイプ登場
ということで、部品メーカーであるTHKがジャパンモビリティショーにEVプロトタイプのLSR-05を出すそうです。
これはなかなかカッコいいですね。THKって文字だけだと中国か台湾の会社かと思ったら、ロゴがコレでした。
このロゴには見覚えある人も多いかと思いますが、日本の部品メーカーで様々な分野へ部品や装置を供給しています。そんな部品メーカーがプロトタイプとは言え、EVを出すとはビックリです。
デザインはさすがに内製ではなく元日産の中村史郎さんが担当しています。なんかパッと見はそれこそ中国か台湾のクルマかと思ってしまうのは私だけでしょうか。実際に出すわけではないのなら、もうちょっと中村さんらしいシンプルながら大胆な面構成のクルマをデザインしたほうが良かったような気もしますがどうですかね。
このLSR-05はTHKのEVにおける先進技術開発のために企画されたようです。社名のLSRは、Luxury、Sport、Revolution、のそれぞれの頭文字を取ったものだそうです。さらに、1972年にTHKが世界で初めて開発した「直線運動案内」である初代LMガイド 「LSR」にも由来するとのことです。05は創業50年とクルマの開発をスタートしてから5世代目という意味も込められているそうです。これが5世代目とは知りませんでしたが、今までの4世代はどんなクルマをつくったんですかね。
プラットフォームにはTHK独自開発のインホイールモーター、さらに、アクティブサスペンション、免震技術を応用したMR流体減衰力可変ダンパー、電動ブレーキ、非接触給電システム、等最新技術が詰め込まれています。さらに、室内では、フロアの完全フラット化と実現するステルスシートスライドシステムも採用されています。
ソニーがホンダと協業でEVを出すことにビックリしましたが、部品メーカーがここまでのものをつくっていたことにもビックリです。プロトタイプはモックではなく走行可能だそうです。そうなると、デザイン以上にプラットフォームや車体等の設計製造はどこがやってるんですかね。これもTHK内製なんでしょうか。それとも東京R&Dなど外注しているんでしょうか。さすがに内製でここまで仕上げるのは難しそうな気がしますが。
いずれにしても、自動車メーカーではない会社がこういったクルマを出してくるのはいいですね。自動車メーカーにも刺激になるんじゃないでしょうか。中国のようにバッテリーメーカーがクルマを出すなど、クルマメーカーではないところから様残なクルマが出てくると楽しいですね。
ということで、ジャパンモビリティショーで実車を観てみたいものです。みなさんは部品メーカーTHKが開発したEVプロトタイプのLSR-05いかがでしょうかぁ。
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