ルマン参戦LMH車両フェラーリ499P登場
ということで、フェラーリがWEC参戦車両としてLMHクラスのフェラーリ499Pを発表しましたね。
動画はこちら。
フェラーリもLMHクラスで参戦ですか。これで来年からWECやルマンに出るそうです。3リッターV6エンジンと200kWを発生するフロントアクスルMGUが搭載され680馬力を発生、WECのBoPで定められた速度域では四輪駆動が可能となるそうです。499はエンジン排気量の1気筒あたりの数字ですね。
WECやルマンなどのトップカテゴリーは、トヨタなど限られたメーカーしか参戦していないので面白味に欠けます。トヨタが参戦していること自体は日本人として非常に誇らしくていいんですが、できれば複数メーカーと争った結果優勝をもぎ取ってもらえると、観ている方としても楽しいと思います。そういう意味でもフェラーリがLMHで参戦してくるのは非常にありがたいですね。
なぜフェラーリがLMHで参戦するかというと、レギュレーション変更によるところが大きいようです。LMHクラスはロードカーに近いフォルムでも十分な空力が得られることと、決められた他社パーツなどを使わずにパーツもメーカーとして一から製作することができる点が、フェラーリのポリシーに合致したことによるようです。
パッと見は完全オリジナルなプロトタイプに観えますが、エンジンは296GTBの3リッターV6がベースになっていたりと、市販車を上手くアップデートしてレーシンカーに仕立てることができるLMHのレギュレーションだからこその参戦となったんでしょう。
共通パーツを使ってお金をあまりかけずに多くの参戦を目指す方向が悪いわけではないですが、フェラーリのように、参戦する以上は自分たちが一から開発したクルマで参戦することに意義があるというクルマメーカー本来のビジョンみたいなものが実現してこそ、レースの楽しみを我々も享受できるのではないかと思います。
ということで、来年のWECやルマンの楽しみが増えましたね。みなさんはこのフェラーリ499Pいかがでしょうかぁ。
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