フィアットから新型Bセグの小型車登場 | Italiaspeedのロックな毎日

フィアットから新型Bセグの小型車登場

ということで、フィアットが新たな製品戦略を発表したとの記事が出てましたね。

それによると、2023年に新型のBセグを発売し、その後3年間で3台のクロスオーバーを展開するそうです。最終的には4台の小型商用車、南米限定のストラーダ、5台の世界戦略車、と10台の新車を揃えるそうです。

フィアットは小型車の雄として活躍してきましたが、今では商用車が何台かあるものの、小型乗用車は500とパンダぐらいしかありません。なかなかお金がなくて新車開発ができなかったわけですが、ステランティスになってやっと新規開発のお金ができてきたんでしょうね。

私もFIAT500に乗っていたので、イタ車好きでもあり、フィアットの活躍は非常に嬉しいです。FIATR500eがやっと日本でも出て、450万円からだそうですが、こういったEVがこの先どんどん出てきて売れてほしいものです。

来年出る新たなBセグはプントの後継にあたるそうですがプントは名乗らないようです。プジョー208のプラットフォームでハイブリッドとEVで出るのではないかとのことです。デザイン的には2019年にベストコンセプトカー賞を受賞したチェントヴェンティコンセプトのデザインを反映したものになるとのことです。



これはなかなかカッコ良さそうなクルマになりそうですね。フィアットはシンプルながら小粋なイタ車らしいデザインが特徴です。このチェントヴェンティのようなクルマが出れば、まさに小型車の雄であるフィアットここにあり、と言えるでしょう。


フィアットのブランド責任者であるオリヴィエ・フランソワは以下のように言ってるようです。AUTOCARの記事から転載すると、


「わたし達は小型車のスペシャリストになり、欧州ではEVに賭けています。フィアットは『国民のテスラ』になるべきであり、すべての人にEVを提供すべきです。電動化のコストを下げなければならないのは明白です。2027年までには準備が整います。フィアットは本質的でミニマルなアプローチ『レス・イズ・モア』です。小型車や大型のクロスオーバーが登場し、パンダのDNAを感じることができるでしょう。そのうちの1つはパンダと呼ばれます。パンダが象徴的だったのは、その形ではなく哲学や精神があったからで、わたし達もそれを彷彿とさせるデザインで捉えようとしています。パンダは少し無骨で、シンプルで、頑丈でなければならないのです。」

 

とのことです。

これはチェントヴェンティを観ても理解できますね。レスイズモア、これはシンプルイズベストにも通じる考え方だと思います。パンダをデザインしたジウジアーロの思想が今でもしっかりフィアットでも息づいているのが分かります。そんなミニマルなフィアットらしい新型車が来年出てくるのは非常に楽しみで待ち遠しいです。さらにパンダもEVに進化するんですね。

やっと始まるフィアットの逆襲。それはFIAT500eですでに始まっていますが、ステランティスの新たなプラットフォームを手に入れ、来年からはそれが本格化し、フィアットらしい魅力的な小型車がどんどん出てきます。他のブランドでは車格がどんどん大きくなっていきますが、フィアットのメインはBセグだと明言していますし、そういった小型車こそ世界の人たちが望んでいるクルマでしょう。動力はEV化していきますが、フィアットの精神は受け継がれていくでしょう。

ということで、みなさんは2023年から始まるフィアットの小型車戦略いかがでしょうかぁ。

 

 

 

 

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