2016年版マツダ・デミオ・ディーゼルATに試乗した | Italiaspeedのロックな毎日

2016年版マツダ・デミオ・ディーゼルATに試乗した

 ということで、先日マイナーチェンジしたアクセラ・1.5ディーゼルに試乗
 しましまして、2016年版の1.5ディーゼルが出た当初に比べて2000回転ぐらい
 までのフン詰まり感が軽減され、ある程度アクセル開度に合ったトルク感を
 得ることができるようになったことは確認ができました。

 本来は2016年版1.5ディーゼルが載ったデミオのマニュアルでそれを確認
 したかったのですが、マニュアル試乗車がないので、とりあえずオートマでも
 いいので一応乗ってはおこうと、近所のディーラーさんへ行ってきました。

mazda_demio_diesel_2016


 
 試乗車は2016年版デミオ・ディーゼルのオートマです。
 アクセラと同じ1.5リッターですが、多少チューニングが違うようです。
 車重1360kgのアクセラはトルクが27.5kg、それよりも約200kgも軽いデミオは
 25.5kgと、同じ105馬力ですがトルクは2kgの違いがあります。

 さらに、これがマニュアルになると、22.4kgとオートマよりも3kgも
 少ないですし、アクセラとは5kgもの違いがあります。こういうことも
 あるので、実際にマニュアルで乗ってみないと分からないのですが、
 試乗車がないのはしょうがないので、とりあえずオートマでの試乗です。

 アイドリング時は、アクセラと同程度のカラカラ音はします。
 ナチュラルサウンドスムーザーが付いても劇的に静かになるということは
 やはりないですね。まぁ、それでもないよりは静かなので良しとしましょう。

 アクセルを踏んでいくと、一番の問題だった2000回転ぐらいまでのフン詰まり感は
 かなり軽減されていました。これはアクセラと同じですが、トルクが2kg少ない
 こともあるのか、トルクの出方は車重が重いアクセラのほうが太く感じされました。
 車重が200kg軽くても、トルクが2kg少ないと軽さだけではカバーできないようです。
 そういった意味ではアクセラのほうが乗りやすいかもしれません。

 それなりにアクセルを踏み込んでみると、街中を走る程度であれば十分な
 パワーは得られていると思いますが、それでもアクセラより2kgトルクが少ない
 影響は出ていて、アクセラのほうがよりスムーズな加速感が得られている
 ような気がします。

 同じエンジンでもセッティングの違いでかなり印象が変わりますね。
 さらにこれがマニュアルになると、ダイレクト感は圧倒的に増えるので、
 オートマよりはスポーティな走りが楽しめるとは思いますが、さらにトルクが
 3kgも少なくなると、マニュアルのダイレクト感だけでマイナス3kgのトルク感を
 補うことができるのかどうかは多少疑問が残ります。

 この辺のことを営業さんに聞いてみると、確かにそうかもしれないですが、
 もしそう感じるなら、ナイトスポーツでECUチューンするのはどうですか、
 とのご意見も。確かにそうなんでしょうけど、ECU弄るとパフォーマンスは
 上がりますが燃費は悪くなるし、ノーマルがかなりの安全マージンを取った
 ECUになっているので多少弄っても問題はないとはいうものの、リスクがゼロ
 とも言いがたいので、この選択はどうするか悩みどころですね。

 とりあえずは、今のFIAT500に付けてるSEVで低回転トルクを増すぐらいで
 十分かなぁ、とも思うので、買ったらまずはSEV付けてトルクアップを狙う
 ぐらいにしておいたほうがいいかなぁ、とも。

 いずれにしても、2000回転までのフン詰まり感はある程度は解消されては
 いることが分かりましたが、100%満足の行く仕様変更にはなっていないようです。
 やはり燃費重視の傾向なんですかね。もうちょっと走りのフィーリングを重視した
 セッティングにしてもらえないですかねぇ。

 2016年版1.5ディーゼルエンジンはこんな感じでした。

 足については、これもセッティングは見直されているようで、バタバタ感は
 軽減されていて乗りやすくなりました。ただ、これも100%満足の行く足では
 ないですし、先日のプジョー308ディーゼル と比較しても、まだまだ追いついて
 ない感は否めませんので、足のセッティングはまだまだ課題が多いですね。

 簡単ですが、2016年版デミオ・ディーゼルのオートマはこんな感じでした。

 営業さんにいろいろ聞いたら、今年度はロードスターRFの発売が控えており、
 デミオのマイナーチェンジが来年3月までの2016年度中に行われるのではないか、
 とのことでした。その段階でおそらくアクセラに載ったGベクタリングも採用される
 でしょうとのことでした。

 ディーゼルのデミオは前が重いだけにGベクタリングは効果的ではないかと
 思うので、GVCが載るのを待って買ったほうがいいですかね。さらには色数も
 増えるかもしれないと。これはかなり想像らしいですが、もっとポップな色が
 出てくれればさらにマルなので、色数が増えるのは期待したいですねぇ。

 ということで、デミオのマイナーチェンジが行われる頃には、新トゥインゴの
 マニュアルもライナップ化されているかもしれないですし、新シトロエンC3も
 入ってきているかもしれません。この三つ巴でどれを選ぶか悩みますなぁ。
 さらには日産マーチの新型という手もあるかもしれません。

 できれば、マツダのためにもまた日本のクルマづくりのためにもデミオを買う
 という気持ちは以前と変わりません。がしかし、競合のアピール度が予想以上に
 強いので悩みは尽きませんなぁw。

 いずれにしてもデミオ2016年版の進化は確認できました。ほんとはマニュアルで
 確認したいところですが、ないものはしょうがないですので、マイナーチェンジ
 の時にマニュアルの試乗車が設定されていることを期待して待ちたいと思います。

 マイナーチェンジのデミオがさらなる進化を遂げているといいですね。




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