本日は編集人の戯言でございます。
昨今、某団体さんではヒール軍の度重なる乱入襲撃に業を煮やして"そんな事をしたら厳罰"みたいな事になったらしいです。
これには選手・関係者とも様々な意見があるみたいだけど、自分なんかの立場からすれば
「その乱入になんか意味あるの?」
って感じですね。
例えば第三ブランドで加藤さんとディアブロ選手の抗争に根本さんやら千葉選手が乱入・襲撃する。これは軍団抗争という特性上やむを得ない部分があるんですよ。
そりゃ、仲間のfollowをしたいと。ダメなんだけどね、乱入は。
第三ブランドはそこまで想定してマッチメークしているから、こういう事が起こり得るんだけど、その割に試合は成立していることが多いんですよ。
WWEなんかを見ていると、試合はちゃんと成立した直後に乱入・襲撃っていうのが多いです。
少なくとも試合をぶち壊す乱入は少ないんじゃないかと。
じゃあ例えば夢闘派で新井健一郎対GENTAROの真っ最中に誰かが乱入して新井選手を襲撃する・・・
観客の反応はどうなるかというと
「さあ、盛り上がってまいりました」
とはならないと思うんですよ。
むしろ
「てめぇ、ふざけんな」
ってなる。
これはヒールのブーイングではなく“ガチ”の奴。
多分、試合そのものを楽しみたい層からすれば、乱入・襲撃は単なる不協和音であって、懐石料理のメニューに激辛のカレーライスがあるようなもんなんでしょうね。
んで、ここはやはりレフェリーだと思うんですよ。
試合を止める位の権限を持つ人ですからね。
少なくともそういう試合になりそうなら、サブレフェリーなりが体張って止めないと。
レフェリーって基本その試合を成立させるのが大前提だから。
乱入なんて100%レッドカード的な反則行為だから、それは阻止しないとダメだよね。
いや、偉そうな事言ってるけどお前はやれるのか?って言われそうだけど、自分は体張って乱入を阻止した経験ありますからね。
その後首絞められてしばらく倒れ込んだけど・・・
プロレスにおける乱入・襲撃っていうのは確かに刺激的なスパイスだけど、何でもかんでもとりあえず仕掛けとけって感じで毎回やってたら、そりゃあ「またかよ」ってなるだろうし、刺激も弱くなるし。
仕掛ける側もそれなりの理由は必要でさ。
ただ、少なくとも夢闘派に関してはむやみやたらに乱入してもただただ顰蹙を買うだけだよと。
お客さん、夢闘派にはそういうの求めてないから。