小木曽教彦の志野ぐい吞 | せともん道楽だもんで・・・

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主に東海地方の焼き物産地の瀬戸・美濃の陶芸作家が作った酒器(ぐい吞)を集めています。
作家が作った酒器は、作家の個性と技術が凝縮され、使って良し、飾って良しのコレクションアイテムです。
そんな酒器の魅力を紹介できたらと思っています。

 

岐阜県多治見市市之倉町のベテラン陶芸家、

小木曽教彦 (おぎそのりひこ)先生の 「志野グイ呑」 です🍶

 

・美濃焼伝統工芸士

 

 

小木曽教彦先生は1941(昭和16)年4月2日北京生まれの陶芸家で、

地元、市之倉町が生んだ人間国宝、故加藤卓男先生に師事されます。

独立後、志野・織部・黄瀬戸などの桃山陶を手掛けられています❕

 

 

この志野のぐい吞は、小木曽先生の陶房兼ギャラリーに伺い頂いた作品で、

薪窯焼成🔥で数日間じっくり炎で焼かれた作品です❗

丸みのある形がとてもかわいらしいです😊

 

 

この薄紅色の発色した火色は薪窯焼成🔥でなければ出すことのできないもので、

小木曽先生も窯の中の限られた場所で、運よくでる希少な色だと言っていました😊

とても美しく品があって素敵です😊🧡

 

 

内側は至ってシンプルで、整った形がイイです❗

飲み口もヘラで薄くしっかり作られていて、口当たりも良さそうです😋

お酒が大好きと言う小木曽先生だけあって、ぐい吞の造りにもこだわりが感じられます❕

 

 

高台部分は鉄分を含んだ茶色の土を使い、

この土には多くの小石等が含んで、自然の土の雰囲気があります❕

ざっくりした土の表情がなんとも言えません😆❗

 

 

付属の桐箱の箱書きが珍しい「グイ呑」となっています👀❕

カタカナで「グイ呑」と書く方は珍しいと思います。

酒器だけあって少し酔ったような感じが、グイの方が良いように感じますよ~😋

 

 

小木曽教彦先生は美濃の伝統工芸を守って作陶されているだけでなく、

陶芸教室も開催されるなど、美濃の焼き物の魅力を伝える活動にも力を注がれています❗

小木曽先生の作品群は美濃の伝統と美濃の心が宿っているのです😊✨✨✨

 

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