安藤博允の金華志野ぐい吞 | せともん道楽だもんで・・・

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主に東海地方の焼き物産地の瀬戸・美濃の陶芸作家が作った酒器(ぐい吞)を集めています。
作家が作った酒器は、作家の個性と技術が凝縮され、使って良し、飾って良しのコレクションアイテムです。
そんな酒器の魅力を紹介できたらと思っています。

 

美濃焼の産地で徳利🍶生産の町と言われている岐阜県土岐市下石町に生まれ、

この下石町で長年にわたり陶芸作家としてご活躍されている、

安藤博允 (あんどうひろのぶ)先生の志野ぐい吞の紹介です❗

 

 

安藤博允 「金華志野ぐい吞」

 

安藤先生は1940年1月2日に岐阜県土岐市下石町で窯元の三男として生まれ、

陶芸作家として独立後、日展を中心に活躍されてきました👏

現在83歳の年齢を感じさせない製作意欲で、今もな作家活動をされております😆スゴイ

 

 

この志野のぐい吞🍶は安藤先生が長年に渡り志野焼を手掛け研究を続けた集大成の作品で、

その名を「金華志野」と称し、光に当てる🔦と黄金色に光輝く作品群なんです🤩✨

残念ながらボクのスマホ📱で撮ると、この美しい黄金色が映らないのです・・・😥ザンネン

 

 

この独特な多彩な色の模様✨は、安藤先生が選りすぐった陶土に含まれる微量の鉄分、

前面に塗った鬼板(鉄分を多く含む土)、研究・調合した上質な種類が異なる志野釉、

最後に窯の中の変化・火色から少数生まれる逸品なのです😆キショウナンダヨ・・・

 

 

上から見るとかなり底が深いことがわかると思います👀❕

口当たりを考え、飲み口の部分はロクロで薄く作られ、

力強い姿のぐい吞でありながら、安藤先生の気づかいと優しさを感じます😄

 

 

高台部分はシンプルな感じで、作為の無い高台の造りがイイです👍

きめ細やかで、オレンジ色に焼けた土の色が、素敵です💛

やっぱり美濃のベテラン作家が使う土と言うのは本物なんです❗

 

 

桐箱の箱書きも素敵で「金華志野ぐい吞」「博允」の字🖌️、

いや~作品に負けない素敵な書体ですね😋

一字、一字に個性と雰囲気があって、何度見てもイイですね~🥰

 

 

この紹介した 「金華志野ぐい吞」 は安藤博允先生の陶房兼ギャラリーに伺い🚗💨直接頂いた作品で、

安藤先生が一番気に入っている作品だとお墨付き🏅を頂いています😆ホンモノダ~

 

唯一この金華志野ぐい吞の気になるところ💦が大きさにあって、

ぐい吞と言うより湯飲みと言っても過言でない、

一見ぐい吞と言わなければ湯飲みと間違えられてしまう大きさです😅デカイ・・・💦

この作品のままでワンサイズ小さかったら、ボクの好み100点満点💯だったんですが・・・

ある意味、安藤先生のぐい吞の王様👑だと言うことだと思います😊

 

 

👆は岐阜県土岐市のふるさと納税(10万)の返礼品として頂けた安藤先生の金華志野ぐい吞です❕

(残念ながら現在は在庫切れの様です)

ボクが紹介したぐい吞と同手の金華志野ぐい吞ですが、言い方が悪いかもしれませんが・・・😅ゴメンネ・・・

返礼品に出品された作品の質と、安藤先生本人が認めた最上位作🏆の作品の質では、

同じ安藤先生作の金華志野でも全く性質の違うものなのですよ🤔

・・・でもぐい吞としての使いやすさは返礼品のぐい吞の方が形も大きさも良さそうです😋イイネ!イイネ!

 

 

 

最後に安藤博允先生と奥様で陶芸家の晁子(あさこ)先生のお写真を撮らせて頂きました📸

素敵な笑顔と優しさに包まれ、とても希少な時間を過ごすことができました😊✨

この頂いた 「金華志野ぐい吞」 を眺めていると、

安藤先生と語り過ごした優しい時間が今でもよみがえってくるようです🥲✨✨✨

 

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