原発35%は参考値に 総合エネ調が報告書

「共同通信5月28日 」によりますと、

 「経済産業省の総合資源エネルギー調査会は28日、

基本問題委員会を開き、

2030年に目指す電源構成に関し、

総発電量に占める原発比率の選択肢を

0~25%などの4種類とする報告書を取りまとめた。

「原発依存の拡大」になると反対があった「35%」は、

参考値にとどめて示すことで合意した。

閣僚でつくるエネルギー・環境会議に近く報告する。

 エネルギー・環境会議は別に検討されている

核燃料サイクル政策、地球温暖化対策の報告を待って、

今回の選択肢を絞り込む。

説明会などを通じて国民に議論を呼び掛け、

経産省が今夏にまとめる新たなエネルギー基本計画に反映させる。」

とのことです。

☆「飯田哲也さんのTwitter(@iidatetsunari)によりますと、

「総合エネ調基本問題委員会の「基本問題」が露呈。

委員と委員長の人選、

エネ庁官僚による事務局運営の問題、

原子力・環境政策との分断、

現実遊離した抽象的な放談でアリバイ。

根底から見直し必須」とのことです。

☆閑話休題☆

「毎日新聞」によりますと、

「東京電力は

社員の冬のボーナスの支給のため、

家庭向け電気料金値上げの原価中に

147億円を計上していることが分かりました。 なお、

夏のボーナスは支給を見送っています。」とのことです。

☆関連書籍☆

『エネルギー進化論:

「第4の革命」が日本を変える』 (ちくま新書)

飯田 哲也 (著) 筑摩書房

東京湾 再来年4000ベクレルに

 「NHK newsweb」によりますと、

「京都大学防災研究所のグループは、

福島第一原発の事故で関東に降った

放射性物質などの調査データを使い、

東京湾に流れ込んで海底にたまる放射性セシウムを

事故の10年後まで予測する

シミュレーションを行いました。

その結果、

放射性セシウムの濃度は再来年の3月に

最も高くなり、

荒川の河口付近では、局地的に泥1キログラム当たり

4000ベクレルに達すると推定される

ということです。これは、

ことし1月に福島第一原発から

南に16キロの海底で検出された値と

ほぼ同じです。 」とのことです。

☆閑話休題☆

「NHK生活情報ブログ」によりますと、

「東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、

先月末までに全国の消費生活センターには

放射線を調べる機器に関する相談が

806件寄せられていますが、

空間などの時間当たりの放射線量を測定する

「放射線測定器」と間違って、

「個人線量計」を購入してしまい、

返品や解約を断られたという相談も

相次いでいるということです。

国民生活センターによりますと、

市販されている個人線量計のうち

6種類を調べたところ、1種類の表示に

「空気の放射線濃度を計測」という記載もあって、

混同させるおそれがあったということです。

国民生活センターの石崎行男課長は

「市場にはさまざまな計測機器が出回っているが、

種類を確かめて、

自分の用途に合わせて選んでほしい」

と話しています。」とのことです。

☆閑話休題☆

「布施純郎医師のTwitter」によりますと、

「武田邦彦氏談:たとえば、

静岡県島田市は「バグフィルターの除去率が99.9%であり、

煤塵濃度は0.004~0.005g/m3N以下だから

大丈夫」としていますが、

セシウム137は1グラムあたり

3兆ベクレルですから、

仮に0.003gでも1立方メートルあたり

100億ベクレルになり、

安全性の目安とされる

30ベクレルの実に

3億倍になります。

「だから危険なのだ。

とうてい焼却できない」

ということになり、

この時の除去率が99.9%とすると、

現実は99.9999999・・・%

でなければならないということなのです。

takedanet.com/2012/05/999_8a…」

とのことです。

☆無関連書籍☆

『日本の魚は大丈夫か

―漁業は三陸から生まれ変わる 』

(NHK出版新書 360) 勝川 俊雄 (著)
<防ごう孤立死>単身の知的障害者を地域ぐるみで支援…神戸

「毎日新聞 5月27日(日)」によりますと、

 「神戸市東灘区で、母親を亡くして1人になった

中度の知的障害のある男性(51)が、

地域で住民らの支援を受けながら暮らしている。

同居する家族と一緒に障害者や認知症のお年寄りが

遺体で見つかる「孤立死」が相次ぐ中、

家族は「もし、自分が死んだら」という不安にさらされている。

孤立死を防ぐために、男性のケースは一つのヒントになりそうだ。

 男性は一人っ子で、父親を1994年に亡くしてからは母親と2人暮らし。

母親は、障害者の自立を支援するNPO「チャレンジひがしなだ」(武田陽子理事長)が

2003年に設立された当初から加わっていた。

 会員が異変に気づいたのは2010年春ごろ。

母子は汚れた服を着て、風呂にも入っていない様子だった。

母親は昔話を繰り返し、病院で認知症と診断された。

家の中はごみだらけ。母親が食事を作っている形跡はなく、

男性は好きなものを買っては食べ散らかしていた。

 会員が神戸市の障害者相談窓口

「ひがしなだ障害者地域生活支援センター」に通報し、

母親に成年後見人が付いた。

2010年6月、母親ががんで緊急入院。

男性は夜中、会員に「どうしたらいい」と電話で助けを求めてきた。

後見人や武田理事長、支援センター担当者らが集まり、

どう支援するかを協議した。施設に入る選択肢もあったが、

男性は公園の清掃の仕事もしており、

「自宅で暮らしたい」と希望した。

 別のNPOで障害者の権利擁護活動に取り組む

岩田裕子さん(62)が成年後見制度の保佐人として、

自宅での暮らしを見守ることになった。

夫眞(まこと)さん(67)もボランティアとして加わった。

「チャレンジ」は拠点のマンションで

通常は月に1~3泊程度実施している障害者の宿泊訓練を、

男性には一時、毎月7日間に延長。会員らも交代で泊まり込み、

洗濯や入浴、掃除などを教えている。

 母親は 2010年12月1日、息を引き取った。

 「定期券をなくした」「トイレの水が止まらない」。

岩田さん夫妻には男性からひっきりなしに電話がかかる。

夫妻は「まるで住宅の管理人」と苦笑するが、

「親のように頼りにしてくれるのがうれしい」と、

関わり続けていくことを決めている。

 4月13日、会員らは男性の51回目の誕生日をケーキで祝った。

男性は「時々寂しいこともあるけど、大丈夫。

皆が心配してくれるからうれしい」と笑顔を見せた。

武田理事長は「男性は親がいるうちに会とつながっていたからこそ

地域ぐるみでの支援が可能になったが、

1人暮らしには限界がある」と話し、

日常生活の支援を受けながら自立した生活を送れる

ケアホームの整備を訴えている。」とのことです。

☆関連書籍☆

『 ひとりで死んでも孤独じゃない: 「自立死」先進国アメリカ』 (新潮新書)

矢部 武 (著) 新潮社