8月30日、東京国立博物館へ行ってきました。
先に出かけていたカミさんと日本橋で待ち合わせし、
東京メトロ銀座線で上野へ移動しました。
久しぶりの上野公園は、
残暑厳しく歩いている人が少なかったですよ。
去年まで千円札の主役だった野口英世像です。
細菌学者で医学界の発展に大きく貢献した人ですね。
研究半ば、西アフリカで帰らぬ人になったと
学校で習ったことを思い出しました。
江戸時代は寛永寺の境内地だった上野公園、
久しぶりに歩きましたが園内が広いので
暑くて歩くのがしんどかったですね。
ようやく東京国立博物館に来ました。
チケットはインターネットで事前購入したので、
楽々入場でしたよ。
めったに開館する事のない明治42年築の表慶館は、
赤坂離宮を手がけた片山東熊の設計です。
平成館で「大奥展」を観ました。
これを観るきっかけは、
NHKでしきりに大奥特集をやっていたからです。
でも展覧会の主催が東博とNHKと知って納得しましたね。
展覧会の最初と最後は写真OKでした。
ドラマに例えるならプロローグとエピローグでしょうか。
NHKドラマ「大奥」の中で、
役者さんが着た衣装が展示されていましたよ。
こちらは冨永愛さんが演じた徳川吉宗の衣装です。
展覧会本編は、当然ですが写真NGです。
大奥といっても、江戸城内には3つの拠点がありました。
本丸、西の丸、二の丸それぞれに。
規則に縛られ閉ざされた生活の中で垣間見えた
喜怒哀楽、栄枯盛衰を知る良い機会でしたよ。
雛飾りの展示ブースで見た、
天璋院篤姫の薩摩切子の雛飾りが見事でしたね。
ミニチュアですが、精巧な作りに魅了されました。
展覧会の最後は、
女性の歌舞伎役者として大奥に出入りした
坂東三津江の歌舞伎衣装の展示でした。
館場内混んでいたのもありましたが、
2時間ほどかけてゆっくり観ましたよ。
疲れたので、館内にある鶴屋吉信で休憩しました。
抹茶とお菓子で生き返りましたね。
体力が回復したので、
東博コレクションを観てまわりました。
いわゆる常設展ブースですね。
時間的に全部観きれないので厳選してまわりましょう。
去年、ここ東博へ「はにわ展」を観に来た時は
すごい人でゆっくり観る事できなかったのですが、
今回は常設展示なのでゆっくり観させてもらいましたよ。
残念ながら、桂甲の武人はいませんでした。
重要文化財の遮光器土偶
宇宙人みたいですね。
そういえば道具も展示していたのですが、
その中に宇宙に通じるものがありました。
こちらは国宝の扁平鋳式銅鐸
アチョーと言いながら(妄想)飛び蹴りしてる人は、
重要文化財の押出蔵王権現像です。
10センチほどと小っちゃい。
本館へ移動してきました。
近代美術展示室です。
彫刻展示室へ来ました。
金剛力士立像が出迎えてくれます。
普段、お寺の門の中に安置されているので
よく見えませんね。
ここでは色々な角度からじっくり観る事が出来ましたよ。
腰をくいっとやって胸を張る姿が勇ましいですが、
誰かに似てるなと思ったら筋肉体操でお馴染みの
順天堂大学教授の谷本道哉さんでした。
金剛力士像を目指していたんですね。
手の添え方が可愛らしい。
欧米人の方が真似たポーズで写真を撮っていました。
影が良いですね。
展示室は回遊式となっていて、
それぞれのテーマで分かれています。
刀剣のブースは若者や女性が熱心に観てましたね。
歴史を感じされるラウンジ。
漆喰壁とモザイクタイルでデザインされた空間です。
時間内であれば庭園にも出れますが、
今回は時間外でダメでした。
版画体験コーナーでは、
版画に見立てたスタンプをひとつずつ押していくと
浮世絵美人画が出来上がります。
実際の版画も同じような工程を立てるようですね。
東京国立博物館のいろいろな場所が
ドラマや映画のロケ地で使われていますが、
ダントツなのが本館の正面玄関大階段ですね。
ドラマ「半沢直樹」はじめ、
東博のパンフを見ただけでも8作品ありました。
お腹空いたなと思ったら、
気づけば夜7時を過ぎてるじゃないですか。
大奥展を含めて5時間近くいました。
金・土の閉館時間は夜8時なので、
ちょっとゆっくりしすぎちゃいましたね。
上野駅へ向かう途中にある、
世界文化遺産の国立西洋美術館です。
ロダンの「考える人」
伸びていく影が良いですね。
前庭にポツンと置いていありますが、もちろん本物です。
同じく前庭にあるロダンの「地獄の門」
こちらも本物です。
ライトアップ越しに観ると迫力ありますね。
考える人は地獄の門の派生という事なので
どこにいるかと探したら欄間の中央にいました。
こちらを向いています。
この後、取り寄せた本を買いに
東京駅前の丸善丸の内店へ向かいました。
おしまい
白馬・栂池からの帰り道、湯の丸高原へ寄りました。
旅行2日目は当初よりフリープランだったので、
翌日の行動は宿についてから決めるつもりでした。
2日間とも晴れましたが、
2日目の北アルプスは雲の中にすっぽりと隠れていて
前日八方尾根に行って良かったです。
湯の丸高原で恒例の牛の放牧が始まったと
SNSで知ったので出会えるかわからなかったですが
リフトに乗りました。
リフトを降りて、湯の丸山へ行く登山道を歩いています。
当日は放牧牛と出会う事が目的なので、
ハイキングでなく散策程度でした。
登山道沿いには様々な高原植物が咲いていましたよ。
ノアザミ
ハクサンフウロ
ツリガネニンジン
アキノキリンソウ
ワレモコウ
シシウド
マルバダケブキ
イタドリ
放牧牛に出会う事もなく歩いてきました。
事前にリフトの係員に聞いたのですが、
放牧牛は25頭ほどという事なので
広い高原の中出会う確率の方が低いかな。
牛糞は、あちこちに落ちていたのですけどね。
このあとも高山植物に癒されながら、
もう少し放牧牛を探しまわりました。
ヤマハハコ
オノエイタドリかな?
ウメバチソウ
ウスユキソウ
シロバナニガナ
ハクサンフウロ
ノアザミ
結局放牧牛に出会えず、
諦めて下りのリフトに乗り込みました。
麓の斜面でくつろぐ放牧牛の所へ寄りましょう。
リフトを降りて牛の近くまで来ました。
適度な距離を保っていれば、牛たちも逃げません。
すっかり寛いだ牛の表情が良いですね。
ベロンベロン、毛づくろい?
舐められっぱなしで逃げようともしないです。
仲が良いですね。
駐車場に戻る前、ソフトクリームを食べました。
コケモモと牛乳のミックス、
甘酸っぱい後にさっぱり味で美味しかったですよ。
おしまい
1998年の長野冬季オリンピック会場のひとつ、
白馬ジャンプ競技場へ来ました。
ジャンプ台ってテレビでしか見た事がないので、
一度本物を見たいと思っていました。
こうしてみるとさほど大きく見えませんが、
上に行くまでの間スケールの大きさに圧倒されました。
まずはリフトに乗って行きます。
これがかなり遅い、、、。
途中、選手たちの飛距離がボードで表示されていました。
それにしても着地してから斜面が
恐ろしく急こう配でしたよ。
バランスを崩して転倒したものなら、
怪我必至ですね。
リフトのゴールが近づいてきました。
タワーに入ってからは、エレベーターで移動です。
歴代のポスターがずらりと。
スキー板は長いんですね。
トイレのサインもK点超えか?
ラージヒルジャンプ台の最上部へ来ました。
最上階の選手控室から解放感アリアリの外部階段を
100段近く上りますが高い所が苦手なカミさんは
登ってこれずボクだけ来ました。
左に立ってるバーが降りてきて
スタートラインになるのでしょうね。
ジャンプ台の先端をズームしました。
赤い線までいってしまうと後は落ちるだけなので、
その手前から飛ぶのでしょうかね。
最上部から見た近隣の景色です。
タワー内にオリンピックミュージアムがありました。
ラージヒルジャンプ台とノーマルヒルジャンプ台の
中間にあります。
長野オリンピックのラージヒル団体で
最終滑走者の船木選手が飛ぶ時に
原田選手が祈るように「ふなきい~」と叫んでいたのを
思い出しましたね。
ノーマルヒルジャンプ台です。
ラージヒルに比べると目線が低いのがわかりますね。
帰りもリフトで下りてきます。
着地ポーズ「テレマーク」の等身大フィギアと一緒に。
最後に表彰台へ立ってきましたよ。
白馬のジャンプ台、なかなか面白かったです。
日によっては選手の練習に遭遇する事もあるようですね。
選手の練習中でも見学は可能みたいですよ。
隣町の栂池へ車を走らせました。
移動はわずか15分ほど、意外と近いんですね。
昨年に引き続きお世話になった宿です。
ジャンプ台を模した屋根が特徴の、
「プチホテル・シャンツェ」さんです。
名前も、まんまですね。
客室から見える風景には一面田んぼが広がっていますが、
冬はクロスカントリーが出来るそう。
ジャンプ台も目の前にあります。
食事は地産地消の創作料理。
今回も美味しくいただきました。
宿のまわりの花も綺麗でしたよ。
ひらひら舞っていたアゲハ蝶は、
動きが早くてなかなか上手く撮れませんね。
八方池ハイキングの続きです。
当日は風が強く吹いて、池の水面は凪っていました。
山肌の雲もなかなか取れません。
30分ほど粘って、ようやく撮れた1枚です。
この後は山からどんどん雲が下りてきて、
日陰になる事が多かったですね。
この後もしばらく様子をみたのですが、
上の写真以上の風景が期待できなそうなので
下山する事にしました。
池のまわりは高山植物が多かったですね。
ヤマブキショウマ
シモツケソウ
タムラソウ
ハッポウワレモコウ
タカネマツムシソウ
何度見ても飽きない景色とともに。
クガイソウ
タカネイブキボウフウ
ミヤマコゴメグサ
調べてもわからなかった可愛らしい花です。
ウメバチソウ
キンコウカ
タカネナデシコ
同じ写真ばかりですが、
圧倒される山の景色を心に刻みながら下山してます。
尾根沿いに雲が下りてきました。
最後にもう一度八方池を見下ろしました。
ユキワリソウ
イワイチョウ
ハッポウウスユキソウ
ボクの目の前を何かが横切ったと思ったら、
地面に下りてきたアカエゾゼミです。
なかなか見る事の出来ない昆虫らしいので、
目の前に来たのはラッキーでした。
捕まえようとしたら、飛んで行ってしまいましたね。
八方ケルンまで戻ってきました。
登ってくる人、下りてくる人、休んでいる人で
ちょっと渋滞しています。
期間限定で開いているトイレ前が分岐なので、
木道コースへ下りていきました。
シモツケソウ
イブキジャコウソウ
オオバギボウシ
ダイモンジソウ
イワシモツケ
五竜岳も鹿島槍ヶ岳も、山頂は雲の中でした。
朝は一面雲海でしたが、麓の町なみが良く見えます。
至る所で赤とんぼがブンブン活動してましたよ。
お花畑になってましたね。
ハクサンシャジン
花の蜜を吸っているギンボシヒョウモン
オヤマソバ
八方池山荘まで下りてきました。
リフトに乗る前に、
山荘裏の展望台で休憩していきましたよ。
ダイモンジソウ
ミヤマホツツジ
クルマユリ
カライトソウ
兎平のリフト前で赤とんぼ
ハイキング日記、これでおしまいです。
お盆休みが明けて一週間、やっと週末になりました。
今年一番長く感じた一週間でしたね。
八方池ハイキングの続きです。
登山道には色々な高山植物が咲いていました。
ハクサンシャジン
白馬鑓ヶ岳とともに。
タムラソウ
アゲハ蝶がとまってくれました。
石神井ケルンに着きました。
木道を歩いていたつもりが、
いつの間にか尾根コースを歩いていましたね。
山の方には雲が。
当日は午後の天気が雨予報だったので、
午前中勝負で楽しみましたよ。
オオコメツツジ
ウメバチソウ
八方池が見えてきました。
その向こうに見える不帰ノ嶮は、キレッキレですね。
ボクは絶対行けませんが、
山好きな人は挑むんだろうなあと思います。
岩にへばりついて咲いていた、
ミヤマダイモンジソウ。
八方池を見下ろせる場所にて。
雲が出てきちゃいましたね。
八方池を俯瞰できる場所まで行きました。
もう少し雲が取れてくれると良かったのですが、、、
八方池に戻ります。
ミヤマアキノキリンソウ
ハクサンシャジン
八方池で休憩しましたが、
朝9時前というのに激混みでしたね。
運よくベンチが空いたので、すかさず座りましたよ。
ボクはおにぎり、カミさんはアンパンで山ごはん。
おやつはドーナツです。
風がビュービュー吹いて寒かったので、
アウターレイヤーを着ました。
山肌の雲も風に流され付いたり離れたりするので、
水鏡が見られるかしばらく様子を見ましたね。
長くなりそうなので続きます。
下山の木道コースは高山植物に癒されましたよ。
8月15~16日の一泊二日で、信州旅行へ行ってきました。
本当はお盆休み前半に行く予定でしたが、
天気が崩れるのがわかっていたので
宿に相談して宿泊日を調整しました。
ホント空いてて良かったです。
深夜2時過ぎに自宅を出発して、
白馬八方尾根ゴンドラ前駐車場に着いたのが
朝6時15分頃でした。
駐車場は既に満車でしたが、事前に予約していったので
車室はゴンドラに一番近い場所。
さっそく準備して、ゴンドラを待つ列に並びました。
チケットもコンビニで事前購入していたので、
あとは乗り込むだけです。
コンビニで事前購入だと400円引きというのも
お得でしたね。
長野オリンピック、懐かしいです!
ゴンドラリフト「アダム」に乗って、
標高差630mを一気に上がって行きます。
兎平からは、クワッドリフト2本を乗り継いでいきます。
標高1680mの黒菱平へ着きました。
白馬三山が見え始め、心が少し躍りましたね。
目の前のリフトの建物前の看板には、
長野オリンピック女子滑降の
スタート地点と書かれていましたよ。
最後のリフトに乗ります。
右側は鎌池湿原でした。
湿原で見つけた変わった形の植物。
調べたけれど、わからなかったですね。
湿原越しの白馬三山。
うーん、イイですね!
東側を見ると、雲海が一面に広がっていました。
何だか吸い込まれそうです。
2本目のクワッドリフトを降り、
山の斜面を登ってきました。
リフト乗り場と隣接する八方池山荘が見えます。
雲海の向こうに見える山は、妙高や戸隠の山々ですね。
そして北アルプスの方へ眼を転じると、
鹿島槍ヶ岳と五竜岳がどーんと出迎えてくれました。
来てよかったと思った瞬間ですね。
と同時に、晴れてくれてホント良かったです。
長くなりそうなので続きます。
お盆休み最終日の今日は、
地元の富岡八幡宮例祭を観てきました。
来年の本祭りの前年である今年は陰祭りと呼ばれ、
今日は本社二の宮神輿の渡御が行われました。
朝7時に宮出しだったのですが、
前日旅行先からの帰宅が遅くなったので
見事に寝坊し宮出しは見れず、、、
というわけで、
永代橋から宮入りまで見届けようと
夕方いそいそと出かけてきました。
重さ2トンある二の宮神輿は、
7年ぶりに大勢の担ぎ手によって前に進んでいきました。
7年前はボクも担ぎ手として参加しましたが、
とにかく重かったですね。
神輿とともに移動して、富岡八幡宮前に来ました。
ここで宮入りを観ていましたよ。
鳥居をくぐったのを見届けてから本殿へ急ぎます。
順番が逆だろうと胸の内でつぶやきながら
無事にお参りを済ませましたよ。
二の宮神輿の特別御朱印をいただいてきました。
それにしても暑くて滝汗が止まらなかったです。
それでも永代橋まで戻って来ると、
川風が心地良かったですね。
ケーブルテレビのスタッフが、ドローンを回収中でした。
風がビュービュー吹く中、うまい事飛んでいますね。





















































































































































































