『良心の呵責?』 | パチンコ業界!?ブログ

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パチンコ店管理者が思う、業界についての色んな事。

機械屋さんといっても色々あります。

メーカー:機械を製造している所。

販社:機械の販売をしている所。

大きく分けるとこの2つに分かれる訳ですが、販社には色んな種類があります。まずは、メーカーの販社。三洋販売や大一販売とか。このようなメーカー系の販社さんは基本的に自社の新台しか販売しません。たまに、アルバイトで中古を売って小銭を稼いでいる人もいますが。

あとは、機械の販売のみを行っている所。全国区で有名なのはフィールズさん。ここはほとんどメーカーという話もありますが販社です。大阪では浪速商事さんとかサンライト小西さんなんかがあります。

で、この販社さんの組合があります。パチンコなら全遊商、スロットなら回胴遊商。この組合に加盟しないと機械の販売を行う事はできません。。。ウソです。できます。

決定的な違いは中古書類の作成及び、申請が出来るという事です。この書類が無いとホールは変更承認申請ができないので必ず必要になります。

では、組合に加盟していない販社さんはどうするのか?組合に加盟している販社さんに書類作成を依頼する訳です。で、この組合に加盟していな販社さんの事を「ブローカー」なんて呼んだりもします。このブローカーの数が実はもの凄く多かったりします。

中には、某メーカー事務員から独立して1人で販社をやっている方もいらっしゃるようです。某メーカーの営業さんに中古枠を探してもらうと、ほとんどがこの販社さん経由になります。

ーーーーー長過ぎる前置き終了ーーーーー

で、本題。ここ数年で中古機の流通量が増えてきています。中には中古機だけで商売している販社さんも相当数あります。ま、それは別にいいんですが、問題はそのやり方。自分が売る商品(中古機)を全く点検していない。釘が無かったり、役物が割れていたり、と結構あります。無論、汚れなんて全く気にしません。

オーバーホールまでしろとは言いませんがね。販社さんも大変だとは思います。良心の呵責に苛まれているのでしょうか?多分、その人達はそういう意識が全く無いと思います。ハッキリ言ってただのピンハネ。こんなやり方は商売とは言いません。

こういう人達に聞いてみたい。「あなたは何を売ってるんですか?」と。

因に、来年は新台の販売台数が今年よりも減る事が予想されるので中古の流通量も減ってきます。ホールもメーカーも販社さんもより厳しい年になるでしょう。

埃まみれの機械を平気で納品してくる様な販社さんは真っ先に淘汰されるでしょう。