責任は負うものか、果たすものか | それもまた良し

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関西のとあるベンチャーで働くSEのブログ。

日々のインプットから、アウトプットを定期的に行うことが目標です。主に組織論やドラッカーの話題が中心ですが、タイトルにもあるように「松下幸之助氏」のような互助の精神を持ち、社会人として成長出来る事が最大の目標です。

どっちなんでしょうか?
責任とは、常に行動に伴うものであり、その意味で責任とは背負うものという考えがあります。
ただ、行動を完遂するという意味では、責任は果たすべきものかもしれません。


どちらにしろ、間違いないのは、責任とは人間に対して与えられるものという意味では間違いないでしょう。
併せて、責任とは何かとワンセットであり、責任だけ背負わされるというのは、普通は考えられません。


出来なかった責任。
守れなかった責任。

言うのは簡単なんですけどね。外野席から、なぜ三振した、なぜホームランを打たれた、そんな結果論だけで、責任を負え!なんて言われても、はぁ?となっちゃいます。


よく言う言葉に、プロは結果が全てだ、仕事だって同じだ!とにかく勝て!という精神論があります。

そら、そうだ。そう思います。しかし、そんなもんジャンケンで負けた奴に何故グーを出した!と言っているのと同じなんです。

勝ち負けは、語れて一試合だけでしかない。
ビジネスの場合、勝ち続けるためには、なぜ負けたのか、そのプロセスの検証は絶対に必要なんです。だから、プロであるためには、結果が全てですが、結果が全てじゃない。負けから学ぶ勝ちも必要なんです。


負けた責任を払拭するには、勝しかない。
それが、責任やと思います。辞任なんて万歳突撃と一緒です。