組織は強くなる、人も強くなる | それもまた良し

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関西のとあるベンチャーで働くSEのブログ。

日々のインプットから、アウトプットを定期的に行うことが目標です。主に組織論やドラッカーの話題が中心ですが、タイトルにもあるように「松下幸之助氏」のような互助の精神を持ち、社会人として成長出来る事が最大の目標です。

楽天のCS進出を見ていると、組織は強くなるんだな、と思います。

もちろん個人の力量が伸びた点が大きいのは事実です。
打者では、鉄平、草野が完全に一皮むけました。
投手では、永井の独り立ち、福盛の復帰が大きいでしょう。

しかし、野球はそれだけでは出来ません。
いつの間にか、各人がそれぞれの役割を見極めて、役割を果たしているのは大きな成果です。



組織とは、人に対して役割を振るために機能していると言っても過言ではありません。
言い換えれば、役割の無い組織は組織では無い。

組織内部での役割を、適材適所に割り振り、各人が役割を期待以上の成果で果たすことが出来れば、組織としての成長だけでなく、個人の成長も促せると思います。



ただ、組織として難しいのは、人にやらせるのではなく、人にやって貰う、という点。
その役割を喜んで出来ない限り、組織としては不完全に終わってしまいます。


楽天は、勝利することで、この組織の役割と各人が果たすべき成果を、8月くらいから上手く回転させることが出来るようになりましたね。

だから、野球は面白い!