僕自身、はっきり言って民主党は嫌いです。
政権交代は必要かも知れませんが、今まで犬だったのが豚に代わるのだとすれば、やらない方が良い。
でも、はっきり言って今の雰囲気だと民主党が勝つでしょう。
自民党は大敗する。
それが嫌なんで、今の解る範囲での、麻生自民党の勝ち方を考えてみました。
1. 民主党に対して批判するより、野党が民主党を批判するような対立軸を
例えば、今日明らかになった給油法案もそうですが、自民党や公明党が批判するよりも、社民党や共産党、国民新党が批判する方が、国民に「あぁ、民主党はぶれるんだな」と思わせ易い。
だとすれば、1つは対米関係、そして拉致問題における北朝鮮への恐慌対策でしょう。
国内問題を国際問題に発展させるな、という声が聞こえてきそうですが、中国や韓国だって、支持率が落ちてきたら、日本バッシングを毎度やりますよね。
それを利用しましょう。
麻生自民党は、対米関係で、民主党を揺さぶるべきではないでしょうか。
「その考えでは、失礼ながら政権を取られた時に、日米関係にひびが入るのではないか?」
と。
2. 内部対立を招く対立軸を
民主党は基本的に、バラバラなんです。自民党が幕の内弁当なら、民主党は食べ放題の店。まだ自民党の方が弁当箱に収まるという良識はありますが、民主党はそれすら無い。
だから、民主党内の思想対立である「教育問題」「公務員、しかもノンキャリアの自治労問題」を取り上げるべきだと思うんです。
ただし、取り上げると言っても非難するのではなく「自治労問題、例えば農水省のヤミ専従についてどう思いますか?やってはいけないことなのでしょうか?」と問い掛けて、こういう問いなら「それはダメです」と誰でも政治家なら言っちゃいますが「でもおたくの○○先生はこう言っていましたよ。自治労出身だからでしょうかね?」と揺さぶりを掛けるんです。
民主党を怒らせたら一致団結するだけです。
疑心暗鬼にするべきなんです。
98年の参議院選挙がそうでした。
中韓のスパイと見えて実はアメリカのスパイ・野中が、勝手に減税を恒久減税と言ってしまい、内部不信が高まって、結果として「ブレる橋本」のイメージが定着して、大敗しました。
選挙期間中、ブレる鳩山、岡田をマスコミの前で見せつけるべきです。
3. 民主党に言うのではなく、国民に言う
選挙に投票するのは、国民です。
確かに民主党を批判すれば、国民は聞いてくれるかもしれない。しかし、今回はその手段は通用しない。
なぜなら大義は民主党にあるからです。
やっかみ、僻み、なんて言われかねません。
であれば、政治家は民主党批判ではなく、今回の選挙後の理想像を語るべきです。
「今回の選挙で、もしかしたら自民党は大敗するかもしれない。民主党が勝つかもしれない。しかし、野党になろうと与党になろうと、国を思う気持ちには変わりない。国民の皆さんが、そして将来の国を背負って立つ、これから生まれてくる者たちが、日本に生まれて良かった、そう思える日本にしたいという思いに変わりはない」
そう言った後で、こう言うべきなんです。
「その思いは、自民党も民主党も同じだと思うんです。だからこそ、国民の皆さんに判断して欲しい。どちらの政党が、日本をもっともとお良くしようとしているか、これから生まれる者たちが日本に生まれて良かったなと思える国にするのか、皆さんに判断して欲しい。マニュフェストは出来ました。この国を良くするための政策です。皆さん、目を通して下さい、その時間が無いなら、街角に立っている政治家に聞いてみて下さい、わが党の政治家の、日本をもっと良くしようと思う気持ちを」
ほら、こうすると少なくとも「民主党有利」じゃなくなるw
今までの愚策はどうなんだ、とか、漢字の読めない麻生はどうなんだ、とか言う鬱陶しいコメンテーターがいると思うのですが、そこは華麗に無視w
郵政選挙もそうでしたからね。
そして、じゃあ「生まれて良かった国」とは何か?と聞かれたら、こう言った方が良い。
家庭であり、家族であり、故郷。
そこに愛着を感じる、傍に居て良かったと思える政策を実行します、と。
つまり地方への大胆な権限委譲。いわゆる道州制。
そして雇用、雇い止め等だけでなく、雇用政策、そして企業の国際競争力に関する法整備。
そして出産、つまり少子化対策。
ジジイもババアも自分らの年金何とかしろと言う割には、皆さんの孫たちのための政策と言えば、喜ぶんですw
さぁー、頑張れ、麻生自民党。
もとい犬。
そしてくたばれ、鳩山民主党。
もとい豚。
そして出てこい、本当の政治家。
もとい日本人。