成果を生むプロセスこそ注視しないといけない | それもまた良し

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関西のとあるベンチャーで働くSEのブログ。

日々のインプットから、アウトプットを定期的に行うことが目標です。主に組織論やドラッカーの話題が中心ですが、タイトルにもあるように「松下幸之助氏」のような互助の精神を持ち、社会人として成長出来る事が最大の目標です。

新入社員がやってきました。
昨日は、歓迎会でした。

みんな、口々に「早く戦力になるように頑張ります!」と言っていました。
基本的に新卒で戦力になるのは楽天のマー君のような逸材で、よっぽど人材に困っていなければ育成こそ中心の仕事になります。

とは言いつつ、新入社員はそんなことを思っていない訳で、そのギャップをどうやって埋めようか悩んでいたのですが上長が、
「君たちを戦力だとは思っていない」
とぶちかましてくれたので、大分、楽になりました。



さておき、学生の皆さんにとっては社会人生活に期待を抱いていると思います。
しかし実際は成果を出すことが何よりも求められる訳で、現実を知っても、是非その心意気だけは忘れないでほしいなと思うのです。

基本的に成果を出さなければいけないのですが、大切なのはどうやって成果を出すか、考える事だと思っています。



最近はマネジメントの仕事が多く、如何にして成果を生むかが考え所なのですが、いつも行き着く結論は「どんな成果を生むか」ではなく「どんなプロセスを経るか」という点です。

基本的に成果を出すことは当たり前です。
出発点があって、目的がある。

大切なことは、どういったフローを経るか、という点です。


例えば月間利益600万が目標だったとして、支出を減らすか、売上を伸ばすか、何れかを選択することになるでしょう。仮に支出を減らすことで月間利益600万を生み出すことが可能になれば、次は支出を減らすという目的のために、色んなフローを経ることになります。

では、どういうフローを経れば良いのか。
ここが考え所です。



最も良い、ベストと思えるフローを経るための工程を考え、部下がそれを経て成果を出し、自分に自信を持ち、成長出来る環境を生み出す。

これこそ、大切なことだと思うのです。
そんために「考えて仕事をする」ことこそ、求められます。


考えて仕事をする、すなわちもっと上手くなりたい、成果を出したい、という気持ちが、「考える」作業を生み出すと僕は思います。