マイノリティは排除ですか・・・

 

窓の杜の記事に、 なんと「IE 11」よりも先に……PayPay銀行が「Firefox」のサポートをやめてしまうてのがありました。

 

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)が「Internet Explorer 11」のサポートを終了するとともに、なぜか「Firefox」のサポートまでも終了するそうです。記事によると・・・

 

しかも、「IE 11」はMicrosoftが廃止する6月15日までサポートされるのに対し、なんと「Firefox」は3月25日でサポートが打ち切られるとのこと。まさか「IE 11」より先に「Firefox」のサポートをやめてしまうとは思いませんでした。

 

だそうです。中の人もこれにはビックリです。ウチの会社もPayPay銀行に法人口座を有しているので、頻繁に利用するのですが、現役でサポート継続中のそれなりにシェアのあるブラウザまでサポートを終了してしまうのは流石にどうなのかなとも思います。

 

ちなみに、Tech+の記事によると、2021年12月時点での国内ブラウザシェアは、Chromeが62.21%、Edgeが17.96%、Safariが6.9%で4位にFirefox6.85%と続きます。

 

少なくとも、Safariと同程度のシェアはあるんですよね。マイノリティには違いないですが・・・

 

確かに、ChromeとEdgeはChromiumベースのブラウザですから、それだけにサポートを絞ればコストダウンにもなるのでしょうけど、世の中のブラウザがChromiumベースのみのブラウザだけになってしまうのも、環境的にどうなのかなとも思いますので、できればサポートを継続してもらいたいです。

 

とりあえず、PayPay銀行をご利用の方で、Firefoxをご利用の方は、3/25でサポートが終了しますので、
PayPay銀行のサイトをご利用の際は、「Microsoft Edge」最新版か、「Google Chrome」最新版をご利用ください。

 

中の人は、ブラウザシェアの中にも入っていない Sidekick を相変わらずメインブラウザで使っています。こちらもChromiumベースなので、PayPay銀行の利用に問題はないはずです。仕事に使うブラウザとしては、個人的には最も優れているブラウザだと思います。まだ、Sidekickをご利用になったことがない方には、ぜひ一度ご利用いただきたいですね。

 

そりゃEmotetも蔓延するわけだ・・・

 

ITmediaの記事に、PPAP禁止企業は1割前後 なりすましメールの爆発的流行で今後の利用は減少か──JIPDEC調べ てのがありました。

 

PPAP を廃止した、または利用していない企業は計17.9%──そのような調査結果を日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)とアイ・ティ・アール(東京都新宿区)が3月17日に発表したそうです。記事によると・・・

 

パスワード付き圧縮ファイルとパスワードを同一経路で時間をずらして送信するPPAPについて、「(メール送信時に)利用している」と答えた企業は30.5%、「利用を禁止していないが他の方法を推奨中」が15.5%、「利用中だが、禁止する予定で他の手段の導入検討中」が26.6%、「利用制限を特に設けていない」は9.5%となった。

 

だそうです。非常に興味深い記事です。このPPAPに関しては、本ブログでも度々取り上げていました。

発端は、内閣府と内閣官房でのPPAP廃止の検討からでしたが、それに伴って民間企業でもPPAP廃止の動きが高まっていました。上記にもある通り、ソフトバンクに於いてはパスワード付き圧縮ファイル添付のメールを受信した場合、すべての添付ファイルを自動的に削除する運用にしたほどです。
 
ただ、記事にもあるように残念ながらPPAPを禁止している企業はまだ1割前後で、いまだに多くの企業でPPAPが利用されています。
 
パスワード付きZIPファイルは、本ブログでも度々ご紹介しているマルウェアEmotetの配布に利用されています。
 
暗号化されたZIPファイルはセキュリティソフトをすり抜けてしまうため、Emotetの感染拡大に一役買ってしまっているのです。
 
PPAPにより、ユーザーに暗号化されたZIPファイルに対してある種の免疫ができてしまっているため、ZIPファイルが添付されていてもアヤシイと思わないことも感染拡大に拍車を掛けていると言ってもいいでしょう。
 
PPAPは、その運用からみても意味のないものであることは、既に周知の事実であり、このような慣習があるのは日本くらいです。
 
現在では、代替案としてクラウドストレージの共有機能などを用いているところも多く、既にPPAPなしでもセキュリティを確保したファイルの共有は可能になっています。
 
まだ、PPAPをご利用になっている企業様や、お取引先がある場合には、是非この機会にPPAPの廃止をご検討ください。
 

KDDIご利用の方はぜひ・・・

 

ケータイWatchの記事に、 KDDI、迷惑SMSの自動ブロック提供へ――先駆けて対策アプリを一部無償化 てのがありました。


KDDIと沖縄セルラーは、迷惑SMSなどを自動的にブロックする機能を2022年度内にも提供するそうです。これに先立ち、3月24日から現在アプリとして提供している迷惑メッセージブロック機能を無償化するとのこと。

記事によると・・・

 

24日から無償で開放される機能は、アプリ「迷惑メッセージ・電話ブロック」内で提供されているもののうち、迷惑SMSを迷惑フォルダに振り分けたり警告表示をしたりする機能。トビラシステムズによる独自のデータベースを活用したもの。

auスマートパス/プレミアム会員向けとされているが、22年度内を予定する迷惑SMSの自動ブロック機能の開始まで、au、UQ mobile、povo、au回線MVNOユーザーが無償で利用できるようになる。

 

だそうです。近年、SMSを利用したフィッシング、いわゆる「スミッシング(Smishing)」が問題となっています。

 

メールによるフィッシングは、迷惑メール機能などでかなり自動振り分けが可能となっていますが、SMSについてはメールのように自動振り分けやブロックが進んでいません。

 

そのため、開封率が高く効率的に攻撃ができるため、非常に攻撃が増えているのが現状です。

 

今回のKDDIのアプリ「迷惑メッセージ・電話ブロック」に関しては、記事にもあるようにauスマートパス/プレミアム会員向けの機能であったものを、au、UQ mobile、povo、au回線MVNOユーザーが無償で利用できるようにするものです。

 

SMSに関しては前述のように、自動振り分けやブロックが進んでいないことや、リテラシーの問題でリンクをクリックしてしまう方が多いことなどもあるため、こういったアプリによる自動ブロックなどは積極的に利用したいものです。

 

KDDIをご利用の方は、KDDIの 迷惑メッセージブロック機能をau・UQ mobile・povo向けに提供 のページからアプリのダウンロードに進めますので、3/24以降にぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?

 

同様の機能が他のキャリアでも利用できるようになることを願っています。

 

「攻撃」も様々だからね・・・

 

ITmediaの記事に、 企業全体の約3割「1カ月以内にサイバー攻撃を受けた」 ウクライナ侵攻やEmotetの影響で攻撃増加か てのがありました。

 

28.4%の国内企業が「1カ月以内にサイバー攻撃を受けた」と回答した──そんな調査結果を帝国データバンクが3月15日に発表したそうです。記事によると・・・

 

1カ月以内にサイバー攻撃を受けた企業の規模は「大企業」が33.7%で最も多かった。一方で「取引先がEmotetの攻撃を受け、自社にも不審メールが送られてきた。セキュリティが強固な大企業よりも中小企業が狙われ易いと実感した」などの声もあり、企業規模に限らず警戒するよう、帝国データバンクは注意を訴えている。

 

だそうです。このところ、記事にもあるようにマルウェアの活動が活発化しているようです。本ブログでもマルウェアEmotetの感染拡大について度々取り上げていました。

また、記事にもあるように攻撃を受けた企業の規模は「大企業」33.7%で最も多かったとのことです。攻撃手法が明記されていないので、あくまで推測に過ぎませんが、大企業の場合、いわゆる「標的型攻撃」である場合が多く、特定の組織を狙い撃ちしていることが多いように思います。
 
それに対して、中小企業や個人への攻撃は「バラマキ型」であることが多いように思います。バラマキ型は不特定多数を標的として、数による効果を狙った攻撃です。
 
大企業に於いては、セキュリティ対策なども中小企業に比べ、しっかりしている場合が多いので、攻撃のハードルは高いのですが、その分、攻撃が成功した場合の見返りも大きいので、標的型としての攻撃が成り立ちます。
 
中小企業や個人に対しては、セキュリティ対策などは大企業ほどではないので、攻撃のハードルは低いのですが、個人がランサムウェアなどの身代金として何億円も払えるわけもなく、攻撃の見返りは自ずと低くなります。
 
このように攻撃の規模や手法は違えども、基本的なセキュリティ対策はさして変わりません。
  • セキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に保つ
  • OSやアプリケーションのアップデートを行い、常に最新の状態に保つ
  • メールやSMSなどのメッセージやリンク、添付ファイルについては細心の注意を持って取り扱う
この3つを確実に実行している限り、早々簡単に感染することはありません。
特に最近はEmotetによる被害が増加していますので、メールの添付ファイルやリンクについては、全てを疑って掛かるくらいの心持ちでいいでしょう。セキュリティソフトを過信せずに、怪しい添付ファイルやリンクは管理者に確認するか、管理者がいない場合は送信元に確認するなりの対策が必要です。
 
今後も、個人や企業問わず攻撃は継続するものと思われますので、十分にご注意ください。
 

締め切り明日だよ・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 e-Taxで接続障害中! 確定申告は時間を空けて手続きを てのがありました。

 

国税庁は3月14日、e-Taxにおいて障害が発生していることを発表したそうです。記事によると・・・

 

e-Taxのウェブサイトに公開された第1報によると、12時20分時点で「e-Taxでシステムにつながりづらい状況」になっているとのこと。
第2報では同日14時時点でもシステムにつながりづらい状況が続いているとしており。時間を空けてe-Taxによる申告・納税手続きをするようにと呼び掛けている。

 

だそうです。確定申告も山場ですが、そんなときにe-Taxで接続障害が発生中みたいです。

 

記事では、第一報は12:20時点で接続障害でしたが、第二報では14:00の時点でも復旧しておらず、中の人がTwitter などで調べたところ、21:00時点でもログインすら出来ないという方が多数いたので、全面復旧には至っていないようです。

 

申告期限は明日3/15なので、早期の復旧が望まれますが、外部からの攻撃などの要因でないことは確かなようで、あくまで内部的な要因みたいです。一説にはマイナンバー周りの処理でもたついているとか・・・

 

現状では恐らく、アクセスが集中していることも考えられますので、e-Taxにて申告をご利用中の方は、明日まで待って再度アクセスされることもご検討いただいたほうがいいかもしれません。

 

一刻も早く復旧することを願うばかりです・・・

 

3/15 追記:

 

e-Taxへの接続障害について(第四報) が発表されました。

 

3/15(火)午前7:00の時点においても、つながりづらい状態は改善されているものの、未だ、障害原因の解明には至っていないとのこと。

 

所得税及び復興特別所得税、贈与税については、3月 15 日が確定申告の期限であるため、この e-Tax の障害により期限内の申告が困難な場合には、本日中に書面により提出していただくか、個別に申告期限を延長して、後日提出していただくことができるとのことです。

 

詳細は、リンク先を御覧ください。