しょうがない部分もあるけどね・・・

 

ITmediaの記事に、 Chatwork、7月から値上げ 4~5割アップてのがありました。

 

ビジネスチャット「Chatwork」を提供するChatwork社は4月18日、料金を7月3日から値上げすると発表したそうです。記事によると・・・

 

値上げ幅はビジネスプランで4割、エンタープライズプランで5割。改定日以降の契約更新日から新料金が適用となる。
ビジネスプランでは月額600円を840円に、エンタープライズプランでは月額960円を1440円に値上げする。

 

だそうです。最近は何でも値上げラッシュで大変ですよね。中の人もヒィヒィ言いながら毎日暮らしてます。

 

で、そんな苦しい中で日本でのビジネスチャットシェアNo.1の「Chatwork」さんが値上げするそうです。記事にもあるように、値上げ幅はビジネスプランで4割、エンタープライズプランで5割と強気の値上げです。

 

Chatworkさんについては去年の本ブログの ChatworkがSlackと同様に無料プランの仕様変更を敢行。移行先の筆頭とは・・・? とのエントリーでもお伝えしていた通り、去年に無料プランの仕様変更をして大きく有料化へ舵を切りました。

 

上記の仕様変更が去年の10月のことで、それから僅か半年後に更に4割~5割の値上げというのは有料化を甘んじて受けたユーザーにとっては苦々しい思いの方もいらっしゃるかも知れません。

 

この値上げに対して他のツールへの移行をご検討される場合に、最も頭に浮かぶのは Slack なのでしょうが、Slackも去年にChatworkと同様に無料プランの仕様変更をしていますし、有料プランの最も安いプランでも 925円 と今回のChatworkより高いのです。

 

Chatworkと比べると使い勝手もかなり違うので、移行の選択肢としては微妙です。

 

そこで考えられるのが Microsoft365 へ移行してチャットツールに Microsoft Teams を利用する方法です。

 

Microsoft365の法人プランで Microsoft 365 Business Basic ですと、月額750円 でTeamsの利用のみならず「50GBのメールボックス付きメール ホスティング」「ユーザー1人あたり1TBの OneDrive クラウド ストレージ」等が利用できます。

 

Chatworkより安く高機能になりますし、更に上のプランである Microsoft 365 Business Standard であれば、上記に加えて デスクトップ版の Office アプリ  も利用できます。

 

同じサブスクでもこちらのほうがコスパ的には上のような気がします。

 

もちろん移行に伴うコストや教育コストなども必要ですので、一筋縄でいかないことは理解できますが、長期的な経営者目線で見た場合にはこの機会にMicrosoft365への移行も選択肢の一つとして考えるべきでしょう。

 

ChatworkさんもSlackさんも値上げは経営判断なので致し方ないですが、Microsoftという巨人の存在も考えていただいたほうがよろしいかも知れませんね。

 

Chatworkのユーザーの皆様のご参考になりましたら幸いです。