Chatworkよ、お前もか・・・
ITmediaの記事に、 Chatwork、無料プランのグループ数上限撤廃 メッセージ閲覧は「40日以内・5000件まで」に てのがありました。
ビジネスチャットツール「Chatwork」のフリープランの仕様が10月6日から変わったそうです。記事によると・・・
グループチャットの利用上限数(7個)が撤廃された一方で、閲覧できるメッセージは「直近40日以内に投稿された最新5000件」に制限された。
フリープランを複数人の組織で利用している場合、組織全体の閲覧可能メッセージ合計が5000件までになる。(他組織とのやりとりやマイチャット含む)。
過去のデータは保存されており、有料プランにアップグレードすればすべて閲覧できる。
だそうです。国内でも利用者の多いチャットツールである「Chatwork」が無料プランの仕様変更を行いました。これは、以前の本ブログの Slackの改悪でフリープランのメッセージの保存期間が90日間になってしまう!その対策とは・・・ とのエントリーにてご紹介した同じ有名チャットツールの「Slack」の無料プラン改悪と同様の仕様変更となります。
「Slack」についても今回の「Chatwork」についても、これだけのシェアを取れたのは、いわゆるフリーミアムモデルで”無料でもそれなりに使えてしまう”ことがあったことは間違いないでしょう。
当然、両企業とも営利企業ですから、無料ユーザーを有料ユーザーに転換させてマネタイズしたいのは当たり前です。最近のZoomの無料版の仕様変更なども同様の動きでしょう。
ただ、ユーザーとしては今まで無料で使えていたものが、かなりの制限を受けてしまうのは困りますよね。正直、「Slack」の無料版の制限を嫌って「Chatwork」に移った人だっているかも知れません。
では、更なる移行先の候補としてはどんな物があるでしょう。移行先筆頭は「Microsoft Teams」では無いでしょうか?
TeamsはSlackやChatworkと同様に、ビジネスチャットツールとしてはかなりのシェアを持っていますし、大企業でもかなり使わています。「Microsoft365の契約がないと使えないのでは?」と思ってらっしゃる方もいるようですが、ちゃんと 無料版 もあります。
Teamsに関しては、今のところSlackやChatworkのようなチャットの制限は設けていないようです。
ただ、TeamsはSlackやChatworkに比べるとチョット癖が強いですね。純粋なチャットツールというよりは何でもできるコラボツールですので、高機能が故にとっつきにくいというところはあるかもしれません。
その他の選択肢としては Google Chat なんかもありますけど、コケたGoogle Hangoutの焼き直しのようなアプリですので、あまりお薦めはできません。
ChatworkやSlackの無料版の仕様変更にゲンナリしている方は、Teamsへの移行も検討してみては如何でしょう?