安いけどね・・・

 

ケータイWatchの記事に、 楽天モバイル、ホームルーター専用の新料金プラン「Rakuten Turbo」&5G対応ルーター「Rakuten Turbo 5G」 てのがありました。

 

楽天モバイルは、データ容量無制限のホームルーター専用料金プラン「Rakuten Turbo」の提供を開始したそうです。記事によると・・・

 

「Rakuten Turbo」では、後述する専用製品の「Rakuten Turbo 5G」(別売り)を使って、Wi-Fi環境を簡単に構築できる。データ利用量に上限はない。
料金は月額4840円で、契約事務手数料は3300円。
現在、終了日未定の「契約事務手数料無料」キャンペーンが実施されている。1回線目の申し込みに限り、条件を満たすと契約事務手数料が無料になる。
また、同じく終了日未定の「おトクなプラン料金」キャンペーンが実施されており、初回の支払いから3年間は月額3685円で利用できる。

 

だそうです。楽天がいわゆる「ホームルーター」のサービスの提供を開始しました。

 

ホームルーターは4G・5Gの回線を家庭の固定回線代わりに利用するサービスです。光回線のように工事が必要なく、ルーターが届いたその日からコンセントに挿すだけでWi-Fiが利用できるものです。

 

同様のサービスは他のキャリアでも行われています。(料金は税込価格)

料金に関しては、割引前価格でも最も安いドコモの4,950円より110円安いのでキャリアでは最安となります。更に記事にもあるように、キャンペーンで3年間は月額3685円で利用できるとのことで、かなり安く利用できます。
 
ただ、問題はやはり提供エリアでしょう。楽天モバイルの4Gや5Gに関しては中の人もユーザーだったので分かりますが、auのローミングが終了して以来場所によってかなり受信感度に差が出る場合が多いんです。
 
他のキャリアに関してはプラチナバンドを有していますので、少なくとも4Gでの通信は安定して行えると思いますが、楽天モバイルの場合は4Gでさえ通信がアヤシイ場所もあることは理解しておくべきでしょう。
 
既に楽天モバイルユーザーで、自宅での受信環境が良好なことを確認している場合は今回のサービスを利用してもいいかも知れませんが、そうでない場合はギャンブル的な契約になるやも知れません。
 
4Gでそのような状況ですので、5Gでの通信はまさにギャンブルです。楽天モバイルの5Gの サービスエリアマップ を見ていただければ分かりますが、都内中心部はかろうじて「エリア」と読んでいい部分もありますが、その周辺地域となると完全に虫食い状態で「エリア」ではなく「スポット」と呼んだほうがいいような状況です。
 
ですので、今回の楽天モバイルのホームルーターサービスについては、現実的に楽天モバイルの受信環境が分かる方以外にはおススメしにくいサービスですね。
 
ホームルーターの設置をお考えなのであれば、個人的にはドコモのhome 5G 一択だと思います。
詳細は本ブログの 新生活のスタートに工事不要で使えるドコモの「home 5G」 を御覧ください。