ここにあるのは使わないでね・・・

 

ITmediaの記事に、 2022年、日本で最も使われたパスワード 2位は「password」、1位は? てのがありました。

 

パナマのセキュリティ企業であるNord Securityは、2022年に最も使われたパスワードのランキングを発表したそうです。記事によると・・・

 

米国やオーストラリアなど世界30カ国の1位は「password」(使用回数約500万回)。日本の1位は「123456」(同1210回)だった。
日本のランキングは2位が「password」(926回)、3位が「1234」(921回)、4位が「12345678」(562回)、5位が「akubisa2020」(438回)、6位が「xxxxxx」(406回)、7位が「sakura」(355回)、8位が「303030」(295回)、9位が「12345」(270回)、10位が「123456789」(247回)だった。

 

だそうです。毎年恒例のその年に使われたパスワードランキングが今年も発表されたようです。ちなみに去年も一昨年も本ブログで取り上げていました。

今年の日本の1位は「123456」だったようですが、このパスワードは去年、一昨年も1位でした。もはや不動の1位のパスワードですね。
 
2位以下も毎年似たようなパスワードが並びます。数字の羅列が多いです。数字のみのパスワードですと最近のPCの性能からすると文字通り”秒”で突破されますので、パスワードの意味はありません。
 
そうでなくとも、このリストに掲載されているようなパスワードは攻撃者ならとりあえず試して見るので、パスワードを掛けているとはいえないでしょう。
 
実際に中の人もプライベートでアキバに行った時に、ジャンク屋でBIOSパスワードの掛かったレッツノートが激安で売られていたので、”向学のため”に購入してパスワード突破を試みたところ拍子抜けするほど簡単に突破できてしまいました。もちろん運が良かったのでしょうが、それだけありがちなパスワードは意味がない事の証明ともなるでしょう。
 
本日の別記事にて、 パスワードハッキング攻撃は増加の一途--マイクロソフト調査との記事もあり、世界的にパスワードハッキングは増加傾向のようです。
 
ご自身のパスワードで万が一、上記のようなパスワードをご利用の場合には早急にパスワードの変更をお薦めします。