悪い面ばかりじゃないしね・・・
ケータイWatchの記事に、 LINEMO、「ミニプラン」へのMNP転入は5倍以上に てのがありました。
ソフトバンクは、オンライン専用ブランド「LINEMO」について、3GBの「ミニプラン」へのMNP転入が増えていることを明らかにしたそうです。記事によると・・・
ソフトバンクによれば、5月20日~22日の申込数について、「先月の同期間(4月15日~17日)と比べ、ミニプランへのMNPは5倍以上になった。新規とMNPをあわせた場合、3倍伸びている」という。
だそうです。楽天モバイルからのユーザー流出が凄い勢いで加速しているようです。
ソフトバンクのLINEMOは「ミニプラン」において”基本料半年間無料”というキャンペーンを開始したり、KDDIのpovoは、楽天モバイルのオリジナル端末である「Rakuten BIG s」と「Rakuten Hand 5G」を対応端末として追加したりと、各社楽天モバイルの”草刈り”に躍起になっています。
中の人も 楽天モバイルが7月から料金改定するそうなので、他社移行を決断しました! とのエントリーでもご紹介した通り、現楽天モバイルユーザーで、楽天モバイルからの移行を検討している「流出予備軍」なわけですが、丸2年ほどユーザーであったわけですから、悪いところばかりでなく良いところも把握しています。
なので、こんな状況ではありますが、それでも楽天モバイルを利用したほうがいい人を敢えて考えてみたいと思います。
まず、楽天モバイルの他社と異なる最大の利点は料金が「段階制」であるということです。7月から適用となる「Rakuten UN-LIMIT VII」の料金体系は以下のとおりです。
最大限利用した場合でも、3,278円という料金は他のキャリアに比べて圧倒的に安価であることは疑いようのない事実です。
つまり、毎月コンスタントに20GB以上を利用する人にとっては、現在でも楽天モバイルが最安です。通信環境などを考えずに料金だけで考えるのであれば、楽天モバイル以外に選択肢はありません。
とにかく、いっぱい使いたい!容量制限なく使いたいという方は、楽天モバイルを選ぶ意味はあるでしょう。
もう一つは、「通話」が多い方の場合です。楽天モバイルの特徴の一つとして、「rakuten link」という通話アプリの存在があります。この「rakuten link」経由の通話であれば、国内の固定電話、携帯電話への通話は無料となります。(0180、0570などから始まる他社接続サービスなどは一部対象外あり)
他社もオプションとして掛け放題サービスが用意されていますが、ドコモが1,700円、KDDIが1,980円、ソフトバンクが2,700円となっており、契約するだけで「rakuten link」が使い放題である楽天モバイルと比べるとかなり高額です。
通話がメインで、通信は余り使わないという使い方の場合、1,078円で通話が掛け放題というのは、キャリアの中でも楽天モバイルだけです。
つまり、現在でも以下に該当する方は、楽天モバイルを選ぶ意味はあります。
- とにかく容量無制限で定額で安く使いたい人
- 通話がメインで定額で易く使いたい人