ご注意を・・・
GIGAZINEの記事に、 AirTagを車の前輪に取り付けられたという報告 てのがありました。
大事な物に取り付けて、なくしてしまっても位置情報で簡単に探すことができるAppleの落とし物トラッカー「AirTag」が、ストーキングなどの犯罪行為に使用されているという報告が挙げられているそうです。
記事によると・・・
Twitterユーザーのjeana(@Sega__JEANAsis)氏は、ある日車を運転している時にiPhoneでAirTag検出の通知を受け取ったとのこと。jeana氏は財布や車の中をチェックしましたがAirTagを見つけられず、誤って通知が行われたのだろうと考えたそうです。
しかし、人けのない道路を運転していたにもかかわらず再度通知が行われたことからjeana氏は恐怖を感じ、その日は自宅に帰らないことに。後に車をチェックした時に、助手席側の車輪に見知らぬAirTagが付けられていることを発見したそうです。
だそうです。一昨日の本ブログのヨサゲなものにて Android向けのAirTag検出アプリ「Tracker Detect」 をご紹介していましたが、AirTagを使った犯罪の例がまた一つ増えたようです。
これまでにもAirTagを使った車の盗難事例がありました。GIGAZINEにある Apple製落とし物トラッカー「AirTag」が車泥棒に利用されている実態を警察が報告、対策方法は? という記事がそれです。
今回も同様の事例になるかもしれない可能性があったわけですが、幸いにもユーザーがiPhone利用者でAirTagのストーカー防止機能が働いて未遂に終わった訳です。
上記の事例はいずれも、アメリカとカナダでの事例ですが、同様の事例が日本で起こらないという保障はどこにもありません。むしろ、既に始まっていると思っていいでしょう。
AirTagの盗難に対応するためにも、iPhoneユーザーだけでなく、Androidユーザーも本ブログにてご紹介したAppleが提供している 「Tracker Detect」 をご利用になり自衛されることをお薦めします。
最近はリレーアタックなどのIT技術を利用した盗難事例が多発しており、今回のAirTagを利用した事例も来年辺りから増えるのではないでしょうか。特に 盗難比率の高い車種 にお乗りの方などは十分にご注意ください。