失敗OSには冷たいのよ・・・
PC Watchの記事に、 Windows 7/8/8.1向けOneDriveアプリが来年3月1日に終了 てのがありました。
Microsoftは11月5日(現地時間)、Windows 7/8/8.1のOneDriveアプリのサポートを来年(2022年)1月1日に終了し、アップデートを提供しない方針を明らかにしたそうです。3月1日には、これらのOS上で動作するOneDriveアプリの同期機能も利用できなくなるとのこと。記事によると・・・
このため、これらのOSを利用している場合、2022年3月1日以降はWebを介して直接アップロード/アクセスすることになる。同社はWindows 10や11への以降を推奨している。
なお、ビジネス向けのOneDriveアプリを利用している場合は、Windowsのサポートライフサイクルと同期してサポートを行なうとしている。
だそうです。Windows7については、既に 2020 年 1 月 14 日にサポートが終了していますので、OneDriveアプリのサポート終了についても理解は出来るのですが、Windows8.1については 2023 年 1 月 10 日まで延長サポートが残っている状態です。
サポートが継続しているOSにも関わらず、自社のアプリのサポートの対象から外すのはいかがなものでしょう。
どうもマイクロソフトはセールス的に「失敗OS」のサポートについて冷たいところがあるようで、過去にWindows Vistaでも同様のことがありました。2016年1月の本ブログの Adobe Acrobat/Readerに脆弱性、1月12日に修正パッチ公開だそうです とのエントリーにて、Vistaのサポートは今回同様継続中にも関わらず、Adobeが「Acrobat X」で打ち止めしたことがありました。サードパーティーのアプリですから直接関係ないといえばそうなのですが、その他のセキュリティソフトでも同様のことがあったんです。
Windows Vistaも今回のWindows 8.1もお世辞にも成功したOSとは言えないOSでしたが、果たして現行のWindows 11は「成功OS」になれるのでしょうか?
マイクロソフトのOSは残念ながら成功と失敗を繰り返してきた歴史があります。
Windows XP 成功 → Windows Vista 失敗 → Windows 7 成功 → Windows 8/8.1 失敗 → Windows 10 成功 → Windows 11 ????
まぁ、順番的には●●ですが、Windows 11の成功を願ってやみません・・・