今北産業・・・

 

ITmediaの記事に、 「どんな文章も3行に要約するAI」デモサイト、東大松尾研発ベンチャーが公開 「正確性は人間に匹敵」 てのがありました。

 

東京大学・松尾豊研究室発のAIベンチャーELYZA(イライザ/東京都文京区)は8月26日、文章の要約文を生成するAI「ELYZA DIGEST」を試せるデモサイトを公開したそうです。記事によると・・・

 

ELYZA DIGESTは、大規模言語モデルを基に、要約というタスクに特化したAIとして開発。読み込んだテキストを基に、AIが一から要約文を生成する「生成型」モデルで、文の一部を抜き出す「抽出型」モデルなどと異なり、文の構造が崩れていたり、話者が多数いる会話文だったりしても、精度の高い要約文を生成できるという。

 

だそうです。この手の要約ツールに関しては、4年前くらいに本ブログの ヨサゲなもの Vol262 文章の「自動要約ツール」、ユーザーローカルが無償提供 というエントリーにてご紹介したことがありました。

 

ただ、当時と比べると現在はAIのレベルが段違いなので、上記のエントリーの要約ツールと比べると酷なくらい、今回のものはよく出来ていると思います。

 

中の人も早速試してみました。対象の文章は 昨日の本ブログの本文 です。要約結果が以下となります。

 

WINDOWS 11を操作している気分が味わえる非公式サイトが登場した。ブラウザー上で再現することを目的とした非公式なオープンソースプロジェクト。インストールをする必要もなく、実際に操作している気分が味わえる。

 

どうですか?かなり簡潔且つ的確に要約できていますよね。比較対象として、前述の ユーザーローカルさんが提供している要約ツール でも試してみました。対象の文章は同一です。要約結果が以下のとおりです。

 

気分が味わえる非公式サイトが登場したそうです。 
Windows 11はInsider プログラム経由でベータ版が入手できる 
それによって、Windows10を使い続けるか、Windows 11に移行するかをご検討になられるのもいいかもしれません。

 

同じ3行での要約ですが、意味が分からないですし、要約と呼ぶには程遠い出来です。これを見るだけでも、今回の「ELYZA DIGEST」の出来が良いのが分かります。

 

今回のものはデモ用のモデルですので精度面で不十分なケースも有るようですが、それでもかなりの精度が保たれていると思います。

 

メールや議事録など、手軽に要約したい場合などにご利用になってみてはいかがでしょうか?