正直お薦めしない・・・

 

ITmediaの記事に、 ドンキの格安小型ノートPCに新モデル メモリ8GBで3万2780円 てのがありました。

 

ドン・キホーテは4月20日、プライベートブランド「ありえ値ぇ情熱価格」の新商品として、小型ノートPC「Nanote P8」を発売したそうです。記事によると・・・

 

2020年4月に発売した小型ノートPC「Nanote」の新モデル。前モデルではCPUにIntel Atom Z8350を搭載していたが、Intel Pentium N4200に変更。重量は約560gで、サイズは約181(幅)×113.6(奥行き)×19.6(高さ)mm。タッチ入力に対応する7型液晶ディスプレイ(1920×1200ピクセル)を採用。OSはWindows 10 Home、ストレージは64GB(eMMC)を搭載する。ワイヤレス機能はWi-Fi(802.11b/g/n)とBluetooth 4.0に対応する。

 

だそうです。旧モデルの「NANOTE」については、 ドンキから税別19,800円のUMPC 7型2in1「NANOTE」が発表に とのエントリーにて去年本ブログにてお伝えしていましたが、新型が出たようです。

 

記事にもある通り、新型については、CPUがAtom Z8350からPentium N4200に、メモリが4GBから8GBにアップしているようです。ただ、メモリはともかくCPUについては大した性能アップにはなっていません。

 

何より問題なのは、以前の「Nanote」は21,780円(税込)でしたが、今回のものは32,780円(税込)と1万円以上も高くなっています。CPUとメモリ程度のスペックアップでこの値上げはさすがに妥当とは言えません。

 

Pentium N4200(Apollo Lake)は2016年発売のモデルで5年も前のCPUです。デビュー年としては旧モデルのAtom Z8350と一緒です。性能も確かにAtom Z8350よりはマシですが、大きくスペックアップしているわけではありません。何よりストレージが64GBのままなのは致命的です。

 

前モデルは2万円ちょっとの価格ですから、スペックがゴミなのも多少我慢できたのですが、今回のものは3万円を超えていますから、他に選択肢はたくさんあります。

 

新品の2in1であれば、CHUWI Hi10 あたりがお薦めです。キーボード別売りですが、4000円オフのクーポンで29,500円で購入できます。中古のLet'snoteであれば CF-RZ52万円台から購入可能です。

 

3万円台であれば他にも選択肢はたくさんあります。無理して使いにくい7型のUMPCを買うよりは実用的な10型以上のノートPCをご購入になられることを強くお薦めします。