割り切れば使える・・・
PC Watchの記事に、 ドンキ、税別19,800円の7型2in1「NANOTE」 てのがありました。
株式会社ドン・キホーテは、プライベートブラント【情熱価格プラス】より、7型の2in1「NANOTE」を追加し、5月1日に発売するそうです。記事によると・・・
NANOTEは360度回転可能な7型タッチ付き液晶やキーボードを備えながら、約520gの軽量性を実現。OSにはWindows 10 Homeを備える。そのほかのおもな仕様は、プロセッサにAtom x5-Z8350、メモリ4GB、ストレージにeMMC 64GB、液晶に1,920×1,200ドット表示対応7型などを備える。インターフェイスは、USB 3.0、USB Type-C、microSDカードスロット、Micro HDMI出力、IEEE 802.11b/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、30万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。バッテリは5,000mAhで、駆動時間は約7時間。本体サイズは約181×113.6×19.6mm(幅×奥行き×高さ)。
これまでにもドンキでは【情熱価格プラス】のPBでタブレットPCやノートPCを出してましたけど、今回はナント7型2in1ということでUMPCを出してきました。UMPCといえば、本ブログでもGPD Pocketを筆頭に多くのUMPCをご紹介してきただけに気になります。
スペックがプロセッサにAtom x5-Z8350、メモリ4GB、ストレージにeMMC 64GBということで、いわゆる一昔前のWindowsタブレットスペックです。Atom x5-Z8350はCherryTrail世代のCPUですから既に4年ほど前のCPUになります。正直、高性能なCPUではないので、大したことはできませんがウェブ閲覧とOffice程度であれば使えるという程度でしょうか。メモリも4GBしか無いので重めのアプリは無理です。
逆にウェブ閲覧とOfficeだけで十分という方には、そこそこ使えるPCになるとは思います。軽いので持ち運びも苦になりませんし、スマホでできないことの補助的な扱いであればいいのではないでしょうか?
ただ、ストレージが64GBしかないので、重めのアプリのインストールは控えたほうがいいでしょうし、必要最低限のアプリだけに絞っての利用となるでしょう。以前にストレージが32GBしかないPCの購入は全くお薦めしないようなことを本ブログで言ったと思いますが、このPCもそれに近いですね。
マルチタスクではなく、シングルタスクのPCだと思って使えばそれなりに使えると思うので、スマホの補助的な使い方やテキストエディター代わりの使い方なら選択肢にはなると思います。ちなみにポインティングデバイスが光学式のようですが、これはかなり使いづらいと思うので予めマウスを用意したほうがいいと思います。
価格が価格なので、多くを求めずに用途を限定して使用できる方は、ご検討になってみてはいかがでしょうか?