手軽に機械学習を・・・
INTERNET Watchの記事に、 誰でもノーコードで画像判別の機械学習モデルを作成できる「Lobe」 てのがありました。
Microsoftがベータ版として公開している無料の機械学習モデル作成ツール「Lobe」のレビューが載っていました。記事によると・・・
Lobeは、機械学習に必要なトレーニングやモデルの作成を自動的に実行できるアプリだ。
機械学習についての知識がなくても、画像をドラッグしたり、画面上の「Label」「Train」「Use」というボタンを使い分けたりするだけで、簡単に画像判別の機械学習モデルを作成することができる。
だそうです。機械学習については、本ブログでも ヨサゲなもの Vol396 機械学習の利用に Amazon Lookout for Vision とのエントリーにてAWSでのサービスをご紹介していました。
今回の「Lobe」については、ベータ版ですので何方にでもお薦めできるというものではありませんが、少なくとも無料でノーコードで利用できるという点で、前述のAmazon Lookout for Visionに比べてかなりハードルは低いですよね。
記事にもある通り、5枚以上の画像を用意すれば利用可能というところが手軽でいいですね。もちろん、精度を上げるためにはより多くの画像が必要になるわけですが、とりあえず機械学習ってどんなものなんだろうということを体験するには十分なサービスだと思われます。
ウェブカメラを使えるようになったり、TensorFlow.jsなどのモデルのエクスポートに対応したりと、バージョンアップも頻繁でより使いやすくなっているようです。
中小企業などでも、不良品判別やサイズの分別などにかなり利用できそうで、今まで経験や勘に頼っていたものを機械学習によって誰でも利用できるようになることは、かなり省力化・効率化に寄与できると思われますので、積極的に利用していきたいものです。
とにかく、使い方が非常に簡単なので、「習うより慣れろ」でとりあえずは画像を用意してどの程度使えるようになるのかを体験するところから始めてみてはいかがでしょうか?