まいど!今週のヨサゲなものは2つ!

 

・ AWS、機械学習で量産品の不良を見分ける「Amazon Lookout for Vision」の本サービス提供開始

 

米Amazon Web Servicesは、量産品の中から異常を見つけ出す「Amazon Lookout for Vision」の正式版の提供を始めたそうです。記事によると・・・

 

Amazon Lookout for Visionは、カメラで写した大量生産品の画像を機械学習モデルで解析し、不良品を検出するサービスだ。初期費用は不要で、モデルの学習や解析にかけた時間に応じた従量課金となる。 米東部(バージニア北部)、米東部(オハイオ)、米西部(オレゴン)、ヨーロッパ(アイルランド)、ヨーロッパ (フランクフルト)、アジア太平洋(東京)、アジア太平洋(ソウル)で提供を始め、今後数カ月で提供リージョンを増やすとしている。

特徴は、早期に運用を始められること。「few-shot learning」と呼ぶ手法を採用したことで、最低30枚の画像を用意すればモデルの学習を始められるようになったとしている。画像を用意したら、それぞれの画像に「正常」あるいは「異常」のラベルを付けると数分で自動的に学習モデルを作成する。

 

だそうです。これまでにもオープンソース機械学習プラットフォームである TensorFlow を利用した機械学習モデルなどはありましたが、当然ながらそれなりに知識の必要なものでした。

 

今回の「Amazon Lookout for Vision」に関しては、記事にもある通り最低30枚の画像を用意すればモデルの学習を始められるようになっていることです。これであれば、機械学習に関する知識がなくとも十分に利用可能です。

 

中小企業などでも、こういったシステムを利用して不良品検知を早期に安価に利用することが出来るようになると思います。

 

・ ソニーSTARVIS技術を採用する高性能Webカメラ「Razer Kiyo Pro」

 

ゲーミングデバイスメーカーRazer(本社:アメリカ カリフォルニア州)は、ソニーSTARVIS技術を採用する高性能Webカメラ「Razer Kiyo Pro」を発表したそうです。記事によると・・・

 

セキュリティカメラ向けに開発されたソニーの裏面照射型画素技術「STARVIS」を採用する高性能WebカメラがRazerから。さらに超高感度のCMOSセンサーを組み合わせることで、暗い室内でも明るく、鮮明な映像で配信が可能だ。また視野角は103°、90°、80°の3種類から選択可能。一人で行うゲーム配信や1対1のWebチャットから、複数人で行うビデオ会議まで、これ1台で幅広い用途をカバーすることができる。

 

だそうです。ゲーミングを謳ってはいますが、視野角を変更できたり、周囲の明るさを検出し、その状態に合わせて常にクリアな映像に調整したりと、十分にビジネス用途にも応用が効くレベルのウェブカメラになっています。

 

お値段が直販価格で 24,880円 となっています。

 

高スペックのWebカメラをお探しの方はご検討になってみてはいかがでしょうか?

 

では、また来週!