期待ハズレ・・・
ケータイWatchの記事に、 OCN モバイル ONE、1GB770円~の新料金プランを発表――端末1円のセールも開催 てのがありました。
NTTコミュニケーションズは、MVNO型の携帯電話サービス「OCN モバイル ONE」で、4月1日から提供する新料金プランを発表したそうです。記事によると・・・
新料金プランのデータ容量と月額料金は、音声対応SIMでデータ容量1GBで月額770円(税込、以下同)、3GBで990円、6GBで1320円、10GBで1760円。SMS対応SIMは、3GB/990円、6GB/1320円、10GB/1760円、データSIMの場合、3GB/858円、6GB/1188円、10GB/1628円に改定する。
データ容量は、それぞれ翌月末まで繰り越せる。新料金プランユーザーのデータ容量追加は、1GBあたり550円。最低利用期間は設けず、解約違約金とMNP転出手数料は無料にする。
だそうです。MVNOの大手であるOCN モバイル ONEが他の大手MVNOでは最後発となる新料金を発表しました。本ブログでも IIJmio などの新料金をお伝えしていましたが、OCN モバイル ONEは予定していた新料金発表日を延期するなどしたため、その新料金に期待がかかっていました。
それだけに今回の発表は拍子抜けというか、IIJmioなどの他のMVNOの料金が余計に安く感じられる結果となりました。
ちなみにIIJmioの料金は、通話SIMで2GBで780円、4GBで980円、8GBで1380円、15GBで1680円、20GBで1880円(税抜)とギガバイト単価で比べても今回のOCN モバイル ONEよりも安くなります。
また、さらに安いのは本ブログでもお伝えした NUROモバイル のバリュープラスという料金です。こちらは、3GBで月額792円(税込、以下同)、5GBで990円、8GBで1485円とIIJmioを上回る安さとなっています。
今回のOCN モバイル ONEについては記事にもある通り、4月7日以降プレフィックス方式の通話サービス「OCNでんわ」について、4月7日以降スマートフォンの標準通話アプリで利用できるようになるなどの他社にない利点はありますが、MVNOを選ぶユーザーがどれだけ”通話”を重視するかは微妙なところと言えるでしょう。
個人的にはOCN モバイル ONEの提供元であるNTTコミュニケーションズはNTTドコモとの統合が既定路線ですから、バックのNTT本体の力もあり、かなり攻めた料金設定を期待していただけに今回の発表は拍子抜けでした。
まぁ、安いことは安いので今後の実効速度なども鑑みた上で、移行の検討をしてもいいかもしれません。とりあえず大手MVNOの新料金は出揃ったことになりますから、MVNOへの移行をご検討中の方はじっくり比較検討してみてはいかがでしょうか?