またですか・・・
窓の杜の記事に、 Windows 10の月例パッチに問題、特定のプリンター使用時にブルースクリーンが発生 てのがありました。
米Microsoftは3月9日、昨日リリースされた2021年3月の月例更新プログラムを適用した一部の環境でトラブルが発生していることを明らかにしたそうです。記事によると・・・
特定のプリンターで印刷しようとすると、“APC_INDEX_MISMATCH”というブルースクリーン(BSoD)エラーが発生することがあるという。この問題の影響が確認されているのは、以下の「Windows 10」バージョン。
Windows 10 バージョン 20H2
Windows 10 バージョン 2004
Windows 10 バージョン 1909
Windows 10 バージョン 1809
Windows 10 Enterprise LTSC 2019
Windows 10 バージョン 1803
Windows Server version 20H2
Windows Server version 2004
Windows Server version 1909
Windows Server version 1809
Windows Server 2019
Windows Server version 1803
だそうです。てか、Windows10ほぼ全部のバージョンですよね。記事によれば、“file:”ポートに送信された印刷ジョブに関する権限昇格の脆弱性へ対処するため、印刷関連でいくつかの変更が行われているようだが、それが影響している可能性があるそうです。
しかし、プリントする機会は減ったとは言え、中小企業などでは配送伝票への印刷など業務に絶対に必要な場合も多々あり、影響が懸念されます。
WindowsUpdateの影響によるプリンタの不具合は今回が初めてではなく、過去にも本ブログにて度々お伝えしていました。
- Windows 10 1903以降で再起動後にUSBプリンタが使えなくなる不具合があるそうです
- Windows 7/8.1/10向けのオプションパッチが原因で印刷処理に断続的な問題が発生
- Windows更新でエプソン製プリンタ「VP」「PLQ」シリーズで印刷不能の不具合
上記のWindows10をご利用中の方で、特定のプリンターで印刷しようとすると、“APC_INDEX_MISMATCH”というブルースクリーン(BSoD)エラーが発生した場合は、マイクロソフトの対応をお待ちいただくか、取り急ぎアップデートのアンインストールをお試しになってみてはいかがでしょう。