実店舗展開が更に・・・

 

CNETの記事に、 アマゾン、食品スーパー「Amazon Fresh」1号店をオープン--スマートカートも導入 てのがありました。

 

Amazonは米国時間8月27日、食品スーパー「Amazon Fresh」の1号店をカリフォルニア州ロサンゼルス郊外のウッドランドヒルズにオープンすると発表したそうです。記事によると・・・

 

店舗では、いくつかの注目すべき点でAmazon色が打ち出される。まず、レジ不要のスマートショッピングカート「Dash Cart」が初めて導入される。客がカートに商品を入れると、搭載されたカメラと重量センサーがスキャンするため、レジの列に並ぶ必要がなくなる。店には通常のレジもある。
また、店内にスマートスピーカー「Echo Show」が設置されており、音声アシスタント「Alexa」に特定の商品の陳列場所を質問できる(ただし、お気に入りの曲も再生してくれるわけではない)。加えて、サービスカウンターがあり、「Amazon.com」で注文した商品を受け取れるほか、商品を荷造りしなくてもカウンターで返品手続きを完了できる。

 

だそうです。Amazonの実店舗展開については、コレまでも本ブログでも度々取り上げてきました。

今回は生鮮食料品を扱うのが特徴の「Amazon Fresh」がオープンするわけですが、Amazon Goと違いカメラを使って商品を自動認識するのではなく、「Dash Cart」と呼ばれるカートに商品を入れる際に、カートに搭載されたカメラと重量センサーで商品を認識するのが違いです。
どちらの店舗もレジに並ぶ必要がなく決済できるのは同じですが、方法が異なります。
 
しかし、記事の写真にもある通り、生鮮食料品はパッケージされているものもあれば、果物や野菜のようにパッケージされずにそのままおいてあるものもあることから、画像認識技術に相当の自信があるのでしょうね。
Amazon Goのオープンの際もその技術に驚愕しましたが、今回のシステムもかなりスゴイと思います。
 
なによりウォルマートなどの既存の小売業者にとっては、かなりの脅威ですよね。その決済システムのみではなく、Amazonの購買力を持ってすれば、かなりの価格競争にも打ち勝てるだけの体力もあるでしょうから、既存の小売業者には戦々恐々でしょう。
 
日本での展開はまだないでしょうが、今後同様の店舗の上陸にも期待したいところです。