ある意味AppleWatchを超えた・・・

 

engadgetの記事に、 24時間体温モニタリング。新時代の健康管理に最適なスマートウォッチ「FOBASE Air Pro」 てのがありました。

 

健康管理に最適なスマートウォッチ「FOBASE Air Pro」が紹介されていました。記事によると・・・

 

内蔵されている高精度熱伝率温度センサーを通して、手首の温度を測定することができます。
従来の検温スマートウォッチは皮膚表面の温度を測定するのに対して、「FOBASE Air Pro」は皮膚表面の温度と、皮下脂肪組織及び筋肉までの体内温度両方でも正確に測定できます。

皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定することができます。酸素飽和度(SpO2)は心臓や肺の病気で酸素を体内に取り込む力が落ちてくると下がります。睡眠時無呼吸症候群の参考用にも役立ちます。※年齢と共にある程度低下し、労作時にも変動します。

血圧と心拍数の計測したデータが保存できるので、アプリから週ごと、月ごとのデータ、また任意の一日の詳細データを素早く確認できるので便利!

 

だそうです。本ブログでは、いまやスマートウォッチの代名詞とも言えるAppleWatchによる人命救助について 中高年の「命」を守るために「Apple Watch Series 4」はいかが? とのエントリーの中でご紹介してきました。AppleWatchの心拍数管理機能や転倒検出機能により実際に人命が救われた例は、枚挙に暇がありません。

 

このように単なるスマートウォッチの機能のみでなく、健康管理にも非常に役立つものなのですが、AppleWatchで計測可能な項目は電気心拍センサーと転倒検出センサーによるもののみで、いわゆるバイタルサイン全体までは確認できません。

 

今回の「FOBASE Air Pro」に関しては、AppleWatchでは計測できない体温、血圧、動脈血酸素飽和度まで計測可能なところが優れています。いわゆるバイタルサインをほぼすべて確認できるので、日常の健康管理に非常に役立つことは間違いありません。

 

折しも新型コロナウイルスの影響で体温計や一般には馴染みの少ないパルスオキシメーターまでが品薄になっているような現在、スマートウォッチ1台でこれが賄えるのは非常に有用だと思われます。

 

もちろん体温計やパルスオキシメーターなどの医療器具については、日本ではPMDAによる医療器具としての認証番号を取得する必要があります。AppleWatchのECG機能が日本で利用できないのもこの認証を取得していないためと思われます。

 

恐らく、今回のスマートウォッチがそれを取得しているとは思えないので、あくまでも「目安」としての利用にとどめておく必要があることは認識しておく必要があります。通常の体温計を併用するなどして計測誤差を確認することなどは必要でしょう。

 

ただ、これだけ多くの健康管理に有用な機能が備わっているスマートウォッチはあまり見かけたことがないので、それだけでも十分に価値あるものであるとは思います。

 

それと、肝心の価格ですがGREEN FUNDINGでの現時点での出資可能額が6,496円からとなっており、スマートウォッチとしてはかなり安価な部類であることも見逃せません。

 

手軽に健康管理を行いたい方などは、ぜひ出資をご検討になってみてはいかがでしょうか?