バージョンアップが頻繁に・・・

 

窓の杜の記事に、 NTT東日本とIPAのテレワークシステム「シン・テレワークシステム」のユーザーが2万を突破 てのがありました。

 

「シン・テレワークシステム」のユーザー数が2万人を突破したことが、5月14日に発表されたそうです。記事によると・・・

 

同システムは4月21日にリリースされたが、インストールして起動済みの職場側PCのユニーク台数ベースで2万の接続数を記録したとのこと。1日あたり1,000名から2,000名のペースでユーザー数を伸ばしていることになる。IPAに設置している中継システムのコストに関しては、現在のところ1ユーザーあたり月額14円と算出されている。さらにユーザー数が増加すれば1ユーザーあたり月額5円程度まで削減が見込めるとのことで、国費で賄われている事業のなかでも比較的少額で、効率のよいものになっているという。

 

だそうです。「シン・テレワークシステム」については4月の本ブログの 10/31まで利用可能な無料・登録不要のシンクライアント型VPN「シン・テレワークシステム」 とのエントリーにてご紹介していましたが、当時のバージョンから既にかなりバージョンアップしているようですね。

 

記事にもある通り、14日付けでリリースされた最新版“Beta 5”では、以下の機能が新たに追加されているとのこと。

  • 二要素認証・ワンタイムパスワード(OTP)機能
  • マイナンバーカードを用いたユーザー認証機能
  • クライアント検疫機能・MACアドレス認証機能
  • エンタープライズ環境用ポリシー規制サーバー機能
  • 行政情報システム適合モード(中継システムのIP範囲の限定)
これだけの機能が追加されていれば、かなりセキュリティについて条件が厳し目の企業様でもご利用いただけるのではないでしょうか?
 
本件はIPAさんがラズパイ50台を調達して手作りでシステムを組んでいるなど、コストと実用性を高い次元で実現されているところも好感されていると思います。IPAさんのサイトに現状報告が掲載されていますのでご覧になってみてはいかがでしょう?
 
デスクトップVPNですので、非常に利用も簡単ですし、セキュリティも問題ありませんからテレワークを行ったことのない中小企業様でも簡単にご利用いただけると思います。まだ、テレワークを行っていない企業様もこの機会に「シン・テレワークシステム」をご利用になってみてはいかがでしょうか?