手軽にVPNアクセス・・・
ITmediaの記事に、 「シン・テレワークシステム」 NTT東とIPAが緊急開発 無料・登録不要のVPN 筑波大や角川など協力 てのがありました。
NTT東日本と情報処理推進機構(IPA)は4月21日、契約やユーザー登録不要で利用できるシンクライアント型VPN「シン・テレワークシステム」の無償提供を始めたそうです。記事によると・・・
オフィスや大学などにある遠隔操作したいPCと、自宅のPCに専用アプリをインストールすることで、リモート先のPC画面を自宅から操作できる。ルーターやファイアウォールの設定は不要で、通信はSSLによる暗号化で守られるとしている。システムは実証実験という位置付けで、10月31日まで利用できる。
だそうです。以前に本ブログで ソフトイーサがリモートデスクトップサービス「Desktop VPN」を4/30まで無料開放 とのエントリーにてソフトイーサのリモートデスクトップサービスをご紹介しましたが、今回のものもそのソフトイーサが関係しているそうです。
ただ、今回はNTT東日本や筑波大学やKADOKAWA Connectedなどが連携して開発しているので、特にバックボーンなどはかなり太いみたいですね。記事にもある通り、筑波大学が東京都内の電話局に敷設した40Gbps級の光ファイバー網と、動画サイト「ニコニコ動画」のバックボーンネットワークを運営するKADOKAWA Connectedが持つ1Tbps級のネットワークを利用するそうですから。
本家のソフトイーサの「Desktop VPN」も無料利用期間を6/30まで延長したようですが、今回のものは10月31日まで利用できるとのことで、より長い期間利用できますのでコロナの収束が伸びた場合にも使えそうです。
もちろん早く収束してくれることを願ってはいますが、昨今の状況を考えるにとても1ヶ月程度で収まるとも思えませんので、テレワークなどでリモートデスクトップサービスをお探しの方は、本サービスをご利用になってみてはいかがでしょうか?