エリアが狭いのはナゼ?・・・

 

ケータイWatchの記事に、 ドコモ、5Gサービスを3月25日スタート――料金は無制限の「5Gギガホ」と段階制の「5Gギガライト」 てのがありました。


NTTドコモは、5Gサービス3月25日より提供するそうです。あわせて5G対応のスマートフォンやモバイルルーター、各種サービスを提供する。料金プランは「5Gギガホ」「5Gギガライト」の2つとのこと。記事によると・・・

 

5Gギガホは100GBで月額7650円(税抜、以下同)。ネット接続サービス「spモード」の契約が含まれる。100GBに達すると通信速度は上下3Mbpsになる。4G版の「ギガホ」の料金(定期契約なし)と比べると500円高い。

(中略)

5Gギガライトは、2980円~5980円で、1GB、3GB、5GB、7GBの4段階で利用できるプラン。ネット接続サービス「spモード」の契約が含まれる。7GBに達したあと、通信速度は128kbps。上限に達した後は1GBあたり1000円を追加して通信速度制限を解除できる。

 

だそうです。先々週の本ブログの ソフトバンクの「5G」は3月27日から。端末・料金・サービスが発表されましたが・・・ とのエントリーでソフトバンクの5Gのサービスインをお伝えしましたが、本日はドコモの5Gのサービスインが発表されました。

 

料金は5Gギガホは100GBで月額7650円(税抜)とのことですが、当面は「データ量無制限キャンペーン」が適用されるため使い放題だそうです。料金的にはソフトバンクより高いですが、世界的に見て5Gのアンリミテッドプランは10,000円程度はしているので、それから比べると特別高い料金とも言えません。

 

端末のラインナップもソフトバンクは4機種のみでしたが、今回のドコモは5G対応端末だけで7機種と豊富なラインナップです。ミリ波の対応機種もあるところがソフトバンクと違うところですね。

 

そして、何よりも気になるのは対応エリアです。ソフトバンクの5Gの対応エリアも「エリア」と呼ぶには無理があるほど狭い範囲でしたが、今回のドコモに関してもエリアではなく「スポット」と呼んでおり、まさに「点」での利用しかできない状況です。2020年6月時点で全都道府県に導入されるとのことで、ソフトバンクよりは提供時期が早いとは思いますが、それでもサービスインと呼ぶにはいささかお粗末な状況のような気がします。

 

ほぼ5Gは使えない状況ですが、利用の際には当然ながら5G端末が必須なわけで、現在の状態で5G契約するのは普通の方にはオススメできないですよね。

 

新たなサービスですので、基地局の整備が整っていないのはある程度理解できるのですが、新規参入の楽天ならばいざしらず、既存基地局が何十万局もあるドコモがこの状況というのはどうなんでしょう?

 

「新たなサービスだから当初はエリアが狭くていい」とキャリアの皆様は思ってらっしゃるのでしょうかね?中の人はサービスインするのであれば、それなりのエリアを整備しておくべきではないかと思うのですが・・・

 

3/23にauの5G発表会も控えていますが、この状況だとauの5Gも当初はソフトバンクやドコモと似たような対応エリアなのでしょう。

 

どちらにしても5Gの契約をするとしても来年以降でいいでしょうね。まともに使えないものに高い料金を払うのもどうかと思いますしね・・・なんか個人的には本当にイロイロ残念です。