できることから・・・

 

ITmediaの記事に、 政府、新型コロナ対策で基本方針 テレワークや時差出勤を強く要請 てのがありました。

 

政府は2月25日、新型コロナウイルス対策の基本方針を発表したそうです。患者や感染者と接触する機会を減らすため、企業に対し、発熱など風邪の症状がみられる社員には休暇を取らせるよう要請。テレワークや時差出勤の推進も強く呼び掛けているとのこと。

 

詳細は記事に譲りますが、広告代理店大手の電通も汐留の本社ビルに勤務する50代の男性従業員1人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、電通本社ビルに勤務する全従業員を対象にリモートワークに切り替える措置をとったそうです。

 

今回の件で、IT各社もテレワークに有用なサービスの期間無償化などに踏み切っているところがあります。先日、本ブログにて ソフトイーサがリモートデスクトップサービス「Desktop VPN」を4/30まで無料開放 とのエントリーでご紹介した「Desktop VPN」もリモートで遠隔地のPCのデスクトップを利用できるサービスです。

 

この他にも本日も、 シスコ、ウェブ会議システム「Cisco Webex Meetings」の90日間無償プログラムを公開 との記事で、ウェブ会議システムの大手の「Cisco Webex Meetings」が90日間の無償プログラムを公開しました。Webexはウェブ会議システムのなかでも非常にシェアも高く人気のシステムです。

 

上記の2つのシステムは基本的に有料のシステムですが、無料でもかなり使えるテレワークに有用なシステムがありますので、テレワークをご検討中の中小企業様などは是非ご検討ください。

 

まずはウェブ会議システムですが、上記の「Cisco Webex Meetings」も非常に素晴らしいシステムなのですが、中の人は Zoom をお薦めします。

 

Zoomは無料プランも用意されており、100人の参加者までホスト可能だったり、無制限の1対1ミーティングが可能だったりと無料の割にはかなり使えるシステムです。グループミーティングが40分までに制限されていますが、無料でここまで使えれば一時的な利用であれば十分とも言えます。

 

次に遠隔地から会社のPCにアクセスするリモートデスクトップですが、中の人は Chrome リモート デスクトップ をお薦めします。Chrome リモート デスクトップはGoogle Chromeの拡張機能をインストールするだけで、特にルーターの設定などをすることなく、誰でも簡単にリモートデスクトップを利用できるサービスです。もちろん無料で利用できます。

 

最後にビジネスチャットですが、これは Slack をお薦めします。無料でも十分に使えるところが世界中のユーザーに支持されたところでもあると思います。ただ、ちょっととっつきにくい部分もあるかもしれませんので、そういった方には Chatwork もオススメです。日本の会社が作ったビジネスチャットで、国内シェアNo.1のビジネスチャットです。こちらも無料でもそこそこ使えるシステムです。

 

ウェブ会議システムやリモートデスクトップなどの利用で、初めてのテレワークでもそれなりにお仕事ができてしまうことが確認できると思いますので、テレワーク未経験の中小企業様などは是非導入をご検討になってみてはいかがでしょうか?