ちょっと弱い・・・

 

ITmediaの記事に、 日本で“無人セブン-イレブン”、顔認証で入店 12月から実験 てのがありました。

 

セブン-イレブン・ジャパンが、「無人コンビニ」の実験店舗をオープンするそうです。NECが技術協力し、顔認証で来店者を把握してキャッシュレス決済できる仕組みを提供。まずはNEC社員向けの実験店舗を12月17日に都内でオープンするとのこと。

記事によると・・・

 

実験店舗は、NECグループが入居する三田国際ビル(東京都港区)にオープン。事前に登録した顔のデータと、入り口で捉えた顔を照合する仕組み。顔認証システムを社員証とひも付け、社員証をかざしての入店も可能にする。会計は、客自身がバーコードを読み取るセルフレジで行い、給与天引きで精算する。

 

だそうです。本ブログでも以前、 日本版Amazon Go爆誕!JR赤羽駅にて無人決済店舗を実証実験へ とのエントリーで、JR東日本とベンチャーのサインポストが作った無人決済システムをお伝えしました。

 

今回の実験店舗は、顔認証を用いている点については、JR東日本のものより優れているような気がしますけど、その後の決済については客自身がバーコードを読み取るセルフレジ方式なので、その部分については全く新規性がないですよね。

 

JR東日本の決済システムに、更に顔認証のシステムを載せたらかなりイケてる決済方式なると思いますけど、さすがにそれはまだ無理かもしれません。

 

ただ、正直決済前の認証に「顔認証」が必要かどうかはチョット疑問です。JR東日本の実験では、認証はSuivaやPASMOの交通系ICカードのみで済んでますし、決済だけならそれでも問題ないように思います。

むしろ一番手間のかかる決済部分が全く不要なJR東日本のほうが実用的ですよね。

 

この手の無人店舗は今後更に実験が進んでいくでしょうし、東京オリンピックの頃にはAmazonGoのような店舗が一般向けにオープンしているかもしれませんね。今後の展開に期待したいところです。