結構時間あったよね?・・・
INTERNET Watchの記事に、 報じるニュースサイトが非対応の例も? ChromeのHTTP警告で、非対応サイトが続々と槍玉に てのがありました。
「Chrome 68」からHTTP接続のウェブサイトで警告表示が出るようになったことで、いまだHTTPSに対応していない官公庁や大手企業などのウェブサイトが、SNSで槍玉に挙げられる事態となっているそうです。記事によると・・・
Chromeの新バージョンである「68」では、HTTP接続のサイトを表示すると、URLバーに「保護されていません」というメッセージが表示され、盗聴などへの危険性をより強くユーザーに訴える仕様へと改められた。かなりの猶予期間があったにもかかわらず、本来は率先してHTTPS化に取り組むべき官公庁のサイトや大手企業のサイトがいまだ対応できていない例は少なくなく、経済産業省や総務省、内閣府などのほか、大手銀行、大学などのサイトがSNSで次々と槍玉に上がっている。
だそうです。この件に関しては、今月の本ブログで 国内主要サイトの4割が常時SSL未対応だそうで・・・ とのエントリーで取り上げてました。この時点で、こうなるであろうことは予測できたんですけど、まぁお粗末ですよね。
ウェブサイトの常時SSL化の件は既に2014年くらいから言われていたんです。ホントはもっと前から言われてたんですけど、2014年にGoogle様が公式ブログで「HTTPS をランキング シグナルに使用します」と表明してからイッキに進みましたね。
つまり4年も前から言われていたことなので、十分に対応する期間はあったはずなんです。ましてや日本を代表する企業や官公庁までが未だに非対応というのはあまりにヒドすぎませんか?・・・
予算も人材もいる企業や官公庁でさえコレですから、うちの主要なお客様である中小企業様などは推して知るべしです。もちろん、きちんとした制作会社様やウチのようなコンサルが入ってらっしゃる企業様は、既に対応済みのところも多いですが、普通の企業様の場合、そもそもこの件を伝える方がいないんですよ。
最近はレンタルサーバーでも、Let's Encrypt などを利用して簡単に常時SSL化対応ができるようなところも多くなってますので、特に費用と手間を掛けること無く常時SSL化が達成できる場合もあります。
まだ、常時SSL化が出来てない企業様は、ぜひこの機会にご対応になってみてはいかがでしょうか?