進んでる方なのか?・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 今度のGoogle Chromeはhttpサイトを警告する仕様に、一方で国内主要サイトの4割が常時SSL未対応~あとらす二十一調査 てのがありました。

 

株式会社あとらす二十一は、世界・国内主要企業サイトの常時SSL(https)対応状況についての調査結果を発表したそうです。記事によると・・・

 

世界主要企業サイトのhttps完全対応率は2018年6月時点で52.4%(2018年3月時点の前回調査では47.0%)、http併用が18.4%、未対応が29.2%だった。
国内主要企業サイトでは、https完全対応率が40.0%(前回調査では27.6%)、http併用が19.1%、未対応が40.9%。

 

だそうです。これあくまでも「主要企業サイト」での話ですからね。フォーチュン誌「Global 500」2017年版に掲載された企業および「日経225」に選定された企業が対象だそうですから、全てそれなりの企業様のはず。

 

だとするとこの結果はどうなんですかねぇ?国内に至っては半分以下なのはどうなんでしょう?「主要企業」でこれなんですから、中小企業などの場合は推して知るべしといったところでしょうか。

 

手前味噌で恐縮なんですが、ウチのお客様はウチが推進してることもあって、常時SSL化率はほぼ100%に近いんです。それとともにモバイルファーストも推進してますので、モバイル対応もそれに準じた値になります。なんでかというと、リテラシーが高く、ITへの投資意欲も積極的な企業様でないと、そもそもうちのような企業とは契約していただけないですからね。必然的にそういった費用も出していただけるわけです。

 

ですが、こういったことが果たしてちゃんと伝わっている企業様がどれだけいらっしゃるんでしょうかね。問題なのは、いらっしゃったとしてもその費用が捻出できない場合も結構あるようなんですよ。常時SSL化したからって、売上が上がるわけじゃないですしね・・・

 

「なんでGoogleの顔色伺わなくちゃいけないの?」 というご意見も無くもない・・・

 

記事にもある通り、今やブラウザのシェアではトップのChromeの最新版「Google Chrome 68」では、https未対応のページにアクセスすると「保護されていない通信」という警告をアドレスバーに表示する仕様になるわけですから、売上は上がるわけじゃないけど、サイトが安全でないと言われてしまいます。

 

まだサイトが常時SSL化未対応の場合は、この機会に常時SSL化をご検討になってみてはいかがでしょうか?