生体認証は使うべき・・・
窓の杜の記事に、 パスワード管理アプリ「Enpass 6」のベータ版が公開、“Windows Hello”をサポート てのがありました。
パスワード管理サービス“Enpass”を運営する印Sinew Software Systemsは、「Enpass 6 Beta for Windows」を公開したそうです。記事によると・・・
「Enpass 6」ではユーザーインターフェイスが刷新され、複数の保管庫(Vault)を管理できるようになった。また、パスワードの入力補完を行うユーティリティ「Enpass Helper」が「Enpass Assistant」に置き換えられ、メモリ使用量削減のためにメインアプリと同じプロセスで動作するようになった。
しかし、なかでも最大の改善点は“Windows Hello”がサポートされたことだろう。マスターパスワードを入力しなくても顔認証や指紋認証で「Enpass 6」にログインすることが可能。
だそうです。本ブログでも、先々週に パスワード管理ツール「1Password 7 for Windows」が正式版に とのエントリーで競合のパスワード管理ツールである「1Password 7 for Windows」をご紹介してました。
パスワード管理ツールといえばご紹介した「1Password 7 for Windows」がかなり有名なんですけど、「1Password 7 for Windows」に関しては、今回からWindows版に関しては買い取り形式ではなく、月額2.99米ドルのサブスクリプション制に変わってしまったんですよ。
その点、今回の「Enpass 6」に関しては、デスクトップ版に関しては完全に無料で利用できるところが「1Password 7 for Windows」との違いですね。Windowsの他に、macOS、Linux版も用意があります。記事にもある通り、今回から「1Password 7 for Windows」と同様に“Windows Hello”に対応してますから、対応機器を利用すれば生体認証により、パスワードを入力することなく利用できます。
デスクトップ版は無料で利用できますが、Android、iOS版に関しては9.99ドルの買い取り形式みたいです。「1Password 7 for Windows」のように毎月費用がかかるわけではないので、その点でもこちらのほうが良心的ですかね。
パスワード管理にお困りの方は、この機会にぜひご利用になってみてはいかがでしょうか?