ITmediaの記事に、 Microsoft、欧州版Windows 7は“ブラウザ抜き”に てのがありました。

以前から独禁法の絡みでOSにIEをバンドルすることに関して、各国で揉めていたMSですが、欧州版のWindows7ではIEを搭載しないそうですよ。あくまでも欧州版でのことですので、日本語版ではそんなことは無いでしょうが、今まで当然のようにあったものが無くなると、混乱しませんかね?

以前のエントリー でもお伝えしたとおり、Windows7にはメーラーが付属しません。ってことは欧州版Windows7にはブラウザもメーラーも付属しないってことになるんですね。まぁ選択肢は増えるんでしょうけど、インストール後にやることが増えてメンドイような気もします。そもそもバンドルされていても新たに他のブラウザやメーラーをインストールすることも可能なわけですしね・・・

独禁法を持ち出してるのは、かつてブラウザ戦争の際に、ネットスケープがタダで配られちゃ勝ち目がないから、独禁法を盾に文句付けたのが初めのような気がしますが、ちょっと穿った見方ですかねw 法律的なことは中の人はまるっきり分かりませんので、コメントしませんが、最終的に使うのはユーザーなんで、使い勝手が悪ければ、新たなブラウザやメーラーのインストールを考えるでしょうし、バンドルされているものに満足する方はそのまま使うでしょうし、独禁法によって公平な競争が保たれるわけでもないような気もするんですけどね?
(ただ、ブラウザやメーラーに選択肢自体があることを知らない方も中にはいるので、そういう方に対しては確かに公平ではないのでしょうけど・・・)

日本でOSにブラウザもメーラーも付いてなかったら、ちょっと混乱しそうだなー。

「インターネットはどうやって見るの?」とか「メールどうやるの?」ってお客様に対して、「自分でダウンロードしてインストールしてください」とは口が裂けても言えないよなーw 

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