Windows 7を待つか無償アップグレードでいくか

昨日のエントリー で６月中にもWindows7への無償アップグレード件が付与されたPCが発売になるであろうことをお伝えしました。しかし、いざ企業様がこれからパソコンを導入される際に、アップグレード件付きのVistaを導入すべきなのか、素直にWindows7の発売まで待つのかは難しい選択肢となるかもしれません。

その選択肢について、ITmediaエンタープライズで、 新PC購入、Windows 7を待つか無償アップグレードでいくか との記事の中で言及されています。

記事の中で、

Windows XPはWindows Vistaとは大きく異なる。確かに、Vistaの基本要素はほかのすべてのWindows OSと同じだが、Windows XPでは簡単に見つけられたファイルでも、派手な外観をまとったVistaでは見つけるのが容易ではない。またVistaのUAC（ユーザーアカウントコ ントロール）機能は、技術に精通した従業員をも尻込みさせるほど厄介な代物だ。企業がWindows Vistaの微妙な差異を従業員に教えるには、かなりの時間を費やさねばならないだろう。使い慣れたWindowsがなくなったことを従業員に説明する必 要もある。そして、従業員にまったくなじみのない新OSを使いこなす方法を教えなくてはならないのだ。こういったことは時間がかかる。

と言われていますが、ここは中の人も禿同です。いままでXPしかご利用になってこられなかった方がいきなりVistaやWindows7に移行するには、相応の移行期間が必要だと思います。XPに比べVistaやWindows7は明らかにUIが異なっており、一朝一夕で理解できるものでは到底ありません。いきなり導入すれば圧倒的に生産性が低下するのは明らかです。

早いか遅いかは別にして、少なくともあと約５年後のXPの延長サポート終了後には、間違いなくVista若しくはWindows7若しくはその後継OSに乗り換えざるを得なくなります。その時の為に、あわてることの無いように予め移行に関しての準備期間も含めたスケジュールを立てておかれる事が宜しいかと存じます。

総じて上記記事には中の人も「だよね」って思うとことがおおきいので、企業様で現在パソコンの導入をお考えのお客様はご覧になってみては如何でしょうか？

また、法人様でなく個人でご利用の場合には、特に待つ必要もないのでしょうけど、無料でアップグレードできるのであれば、あと２週間程度は待たない理由もないと思いますので、アップグレード権付与まで待った方がいいですよね。


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