「全部見れば安心」と思っていませんか?
実は、全数検品でも確認項目に入っていない不良までは見つけられません。
全数検品は、対象ロットの全品を確認する方法。
抜取検品は、条件を決めて一部を抽出し、ロットの状態を判断する方法です。
どちらを選ぶかは、不良を見逃した場合の損失、納期、費用から考えます。
結論
初回ロット、個体差が大きい商品、外観不良が返品につながる商品は全数寄りです。
同じ仕様が続く安定した商品なら、重要項目を全数、細部を抜取に分ける方法もあります。

中国倉庫で入庫後、数量・外観・仕様・付属品・梱包状態を確認します。
たとえば
500個の卓上ライトを初めて仕入れるとします。
全数候補
品番、数量、カラー、目立つ破損、付属品、表示ラベル
抜取候補
寸法、組立精度、表面仕上げ、梱包状態の詳細
別途専門確認
電気安全、法令適合、必要な表示や届出
倉庫で行う外観確認は、安全試験や法令適合確認の代わりではありません。
ここをチェック
全数寄り
初回、高単価、個体差が大きい、過去に重大不良がある
抜取・組み合わせを検討
同一仕様の継続品で、複数ロットの品質が安定している
注意
抜取数を一律に「全体の10%」と決めず、ロット数、検査水準、AQL、過去の結果を確認する
進める順番
- 写真、仕様書、限度見本をそろえる
- 不良を致命・重大・軽微に分ける
- 現場で判定できる基準に変える
- 項目ごとに全数か抜取か決める
- 結果を次回発注の基準へ戻す
ISO 2859-1:2026では、AQLを使った属性抜取検査の仕組みが示されています。
ただし、規格名だけでは検品条件は完成しません。
検品は法令適合や安全性を保証する試験ではありません。電気用品、食品、化粧品などは商品別の確認が必要です。
商品URL・数量・検品内容・希望納期が分かれば、相談時の確認がスムーズです。
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確認日:2026年8月8日