■2020/11/27(金) 俺の坂道 第2話「下総中納言の説教 霜月編」
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甲戌 五黄仏滅 曇
ウワサ雀の京童に聞く。
従五位上・松野伊勢守ジェイド(清和源氏為義流、大友氏の支流松野氏猶子)、下総国浦安に中山権中納言兼下総守さま訪ねると云々。
松野勢州、「9年前の本三位中将(初代掃き溜めの鶴)の時代から2年前の頭中将の時までの勝率は巨人のV9時代を上回る7割を誇りました。しかしながら、この2年何ら実績を挙げられておらぬのでご公務を退かせて頂きとうございます。小生明後日誕生日につき昭和時代なら間もなく定年退職の年齢。源頼朝公、足利尊氏公、織田信長公は皆50前後で死にました。今後誰にも相手にされぬ厳しい時を迎えるくらいであれば、さっさとメイドの国(黄泉の国のこと)へ行くか出家遁世するかの二者択一なのでございます」と申せば、書類にサラサラと何やら書き込んでいた中納言顔も上げずに、「その件については、先月も杉野家、大友松野家、細川京兆家の意向により相ならぬと申しており、先週突如辞意表明した時も九重豊後守どのと右京兆家と私の慰留を受け入れたのではなかったか 何度も同じことを云わせるものではありません
相手にされないなんてそんなことないそんなことない。お前はお前を信じなさい。今日の面談はこれまで。以上」と云々。
それはともかく、美味しい缶詰です
その後、松野勢州、2ヵ月ぶりに母御前と会食しご公務に励むよう云われると云々。
ここで1曲。
オフコースで「メインストリートをつっ走れ」
ヤスさんの居た頃のオフコースは良かったのぉ
・フリー素材ぱくたそ(pakutaso.com)
おわり