令和2年血風録 第31話「令和人情紙風船」 | 伊勢守日記

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吾妻鏡的、当たり障りない美辞麗句の公式記録。

■2020/03/23(月) 令和2年血風録 第31話「令和人情紙風船」

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乙丑 五黄赤口 曇/晴

 

奉書

 

松野伊勢守英二郎貞宗、今月末予定の矢島隠岐守の信濃国からのお出迎えの儀、十数年前の変事、因果はめぐる糸車で、己が身に還ると気に病み俄かに心神悩乱し、前後暗くなりしかば、花の御所から一時退去して己の邸に引きこもった挙句、辞退に及ぶ。それに伴い、当該の役目、三神陸奥守頼直に任ず。兼ねてまた忠を国に尽くし、孝を家に致すはただこの時にあり。早く支度すべし。

 

三月廿三日 左少弁秀俊

 

謹上 陸奥守殿

 

それはともかく、軽井沢ビールいかがですか?

 

(お酒は20歳から)

 

口さがない京童はこうささやき合った。

 

「勢州(伊勢守)どのは単にエスケープしたのじゃ」

「もし仮に、歴代の掃き溜めの鶴2代目白鷺初代タマシギからの頼みであれば、『十数年前の変事ガー』などと四の五の云わず『承知しました爆  笑』と二つ返事で引き受けておったに相違ない」

「まっこと人情紙の如しじゃえーん

 

ここで1曲。

松任谷由実で「リフレインが叫んでる」

 


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おわり