トイレとファッションと時々おでかけ | あのモデルさんと同じ服が着られた!車椅子女子の表参道ファッション

あのモデルさんと同じ服が着られた!車椅子女子の表参道ファッション

機能はもちろん、デザインもこだわりたい!
通勤からデート服まで、ファッション誌に載っているオシャレで可愛い服の中から、車椅子の女の子が簡単で可愛く着こなせる服を紹介します!

こんばんは。

 

車椅子女子のファッションアドバイザー/理学療法士の岡野菜摘です。

 

週末は、車椅子ユーザーの大学生が、群馬から遊びに来てくれました^^

 

 

数年後の就職に向けて色々お話ししたり。

 

同じく車椅子ユーザーでバリバリ働いている人も急遽呼んで、アドバイス貰ったり。

(気付けば私の勉強になっていた。)

 

そんな中で、やっぱり仕事するには、というより出かけるには、ある程度自由に動くには、トイレ問題って大きいなぁと改めて実感。

 

 

そこで、大学生と一緒に、ひとりでトイレが出来るように、練習してきました(`・ω・´)

 

方法は、こんな感じ↓

トイレで大変!ズボンの上げ下げ

 

これを、ズボンではなく、スカート&タイツで。

 

身体の機能に合わせて、車椅子をつける角度や、身体の支え方を伝えながら

一緒にやりましたよ〜!!!

 

 

 

就労について聞きたいですっ!と、車いすユーザーの大学1年生が、群馬から新幹線でやってきた! なんつーフットワーク! 現状や持っている限りの情報は伝えたけれど、今必要なのはそこじゃないなと。 こういうのはやっぱり、生の声だ! パイセーーン!!! バリキャリ・車いす・女子といえば、やっぱりたつみなだ! 急遽ダメ元で連絡したら、まさかの時間を割いて会ってくれました。 まぢかよ、こっちも流石のフットワークの軽さ!! 障がい者雇用枠にとらわれない就活の仕方。 それまでに準備すること。 今やっておいた方がいいこと…などなど。 一般的な、『障がい者の就活の仕方』では、決して得られない学びとインパクトがある。 何より、“自分もこうなりたい像”ができるのは、本当に大切だと思う。 たつみなとバイバイした後、早速。 『やっぱりトイレ1人でできたら、違うと思う。やってみたい。』と。 おう!やってみよう! そういや私、理学療法士だわ!!てへ。 ということで、初めて介助なしでのトイレに挑戦してきました。 1人で移乗できる車いすの角度・プッシュアップで掴まる場所とタイミング。 スカートのさばき方。 タイツの上げ下げ。 あーでもない、こーでもないと口だけペチャクチャ動かして、差し出したい手をギュッと握って、がまんがまんがまん。 うん、できた! はじめてのトイレデビューー!!! 大学で練習するって。 次に東京来たら、達成度チェックだね^^笑 1人でフラリと出かけられるよ。 友だちとお泊まりもできるよ。 そして仕事の幅も広がる。 半日で今までの情報や固定概念がブッ壊され、ヤバい!ヤバい!を連呼してました。笑 そうだ、ブッ壊してしまえ。 自分で自分を縛るのは簡単だ。 だけど、世界はもっと自由だ。 たくさん悩んで、失敗して、自分らしい人生を歩んでください。 って、その子にエールを送りながら、自分自身を鼓舞してる。 そんな1日。 #車椅子 #障がい者就労 #筋ジストロフィー #理学療法士 #リハビリ

Natsumi(岡野菜摘)さん(@natsumi.okn)が投稿した写真 -

 

 

汗だくになりながら、何とか初めて1人で出来た〜!!!

 

おめでとう♡

 

あとは、色んなトイレ・色んなファッションで場数を踏めばO.K.^^

 

そして失敗したり、困ったら、また誰かに聞いたり、工夫していけばO.K.^^

 

 

 

どうしてもトイレ問題が大きいと、出かける場所も、ファッションも我慢しがち。

 

でも、出来る限り楽しみたいじゃない。

 

どこかで線引は必要かもしれないけれど、ギリギリの所で線を引きたい。

 

 

そのために、情報を自分で掴みに行ったり、誰かの時間をちょっと貰えるか交渉したり、たーすけてーって声をあげたり。

 

そうやって、えいってエネルギーを注いで動くことが大切なんじゃないかなと思います。

 

そんで解決できたら、とびっきりのありがとうを言って、他の誰かが困っている時に手を差し伸べる人になれたらいいよね。

 

循環・伝染。これ大切。

 

そして私自身は、そのための医療知識であり、リハビリ職でありたいなぁと思います。