5月25日
今日はお稽古日。
牡丹が、最後の白が終わる季節になった。
先週の土曜日に小金井の稽古後、何と透木釜を手で下げて運んで来た。重かったろう。
今日、朝霞で稽古をする為だ。偉い先生だ。
稽古は、初めて濃茶をするそうだ。
濃茶は、お茶では当然だが、一般には殆ど飲む事はない。
普通街で抹茶を飲んだと聞けば、薄茶を飲んで、抹茶を味わったとなる。
お茶では、薄茶は口直しで、濃茶がお茶なのだ。
日本でお茶の導入が、禅宗の寝不の修行時の気付カンフル剤として広まり、鎌倉幕府の将軍時宗の病の治療に使われ、有効性が皆に解り、養生訓の刊行で一気に全国の守護地域の病による減産に悩んでいた管理役の武士に知れ渡り積極導入した。
武士は、仲裁の為の寄合で、鎌倉時代初期に、酒で酔い戦に成っていた。
お茶が普及し闘茶をして、寄合の酒酔い戦を克服した。
歴史では、武家諸法度で武士が規律正しくなったとだけ習うが、統治の基本の寄合の、酔払いトラブル戦を解消した、お茶の効能の話はしない。残念。
今日はここまで。