7月5日

 先生は、朝から小金井の茶道教室に出掛けて教えている。

 こないだは、真の炭手前を教えて、今日は涼し気な葉蓋の点前らしい。

 梶の葉を沢山持って行った。両手ふさがりで日傘は指せない。

 曇の内に着けば良いが、俺が昨日車で運べば良いが、昨日は植木屋が入り車が置けない状況だった。

 今日は少しはうっとうしくない状態でお稽古が出来るだろ。

 葉蓋の点前は、新小金井の公民館祭りの添釜で披露していた。

 毎年七夕前に在ったので、道具がだぶらない様と先生は何時も苦労していた。

 良い物も多数出す事になり、小金井市文化連盟の茶会より数段上の、遠州の軸、景徳鎮の菓子器等が出たので、小金井のお茶の先生方や、隣の武蔵野のお茶の先生方には良く、「公民館でこれでは、市の主催の茶会が負けちゃうは。」と言われていた。

 公民館が出来た時、新小金井の商店会や公民館から頼まれ、茶道教室を金曜日の夜にやって、コロナ騒ぎ後までやった。

 当時は側の並ケ丘に住んでいたので、近所の人、新小金井の商店の人、先代が各所で教えていた人がお弟子さんだったので、仕方がない流れで開いた。

 先代が高齢で、かみさん先生が次いだが、先代の老人ボケに付入るお弟子親子がいて、先代も先生も苦労した。

 コロナ騒ぎが過ぎた時に無事閉められた。

 先代は昔から護国寺の茶会に新小金井のお菓子屋さんや吉祥寺のお菓子屋を使ったの良かったのか、吉祥寺のお菓子屋さんは今では有名店になった。

 今日はここまで。